対米全面テロ

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拘置所視察:前と後(コメント)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2002/01/28 16:36 投稿番号: [132622 / 177456]
パウエル長官の「兵士らを戦争捕虜として認めるよう求めているのでなく、捕虜に当たるかどうかをまずジュネーブ条約に照らして判断すべきだ」という主張は正論ですね。堅実な彼らしい、100点狙いの結論です。根本から潰していけば、完璧な答案ができあがりますからね。

でもこれが本当に該当する場合、たとえ国防上の理由であっても条約に批准している限りはそれを遵守するか脱退するかの二者択一になりますね。人権侵害については例外を認める前例を作るわけにはいきませんからね。そうなるとこれまでに成立してきた数々の人権擁護条約の存在が根底から否定されてしまいます。そうなる場合、国際社会としてはむしろ条約を遵守する責任能力のないアメリカに脱退してもらったほうが得策かもしれません。しかしこれはあってはならないことですし、アメリカはそのような能力欠如の指摘を受け付けはしないでしょう。

それにしてもこの犬猿の2人…よくこれだけ意見の相違する閣僚が同政権内に揃いましたよねー。

激しく立場が異なる者の共生による「中和効果」が狙いだったんでしょうか。私はラムズフェルド長官の主張する「不法戦闘員」というのはこれまでのアメリカの主張を覆していると思います。なぜなら、タリバン政権を擁護する戦闘員=旧アフガン政権の戦闘員であり、当時の政権の戦争捕虜でしょうに。タリバンと共闘していて多くの中からタリバンかアルカイダかの区別がつかないなかで、アフガン国内のアルカイダのみをタリバンと区別した「不法戦闘員」扱いするのはなんとも合点がいきません。じゃあ、当時国内的には実効支配政権であったタリバン自体が国際的にも不法な政権だと?内戦中の国家に正統な政権もなにもないでしょうに。現に北部同盟側は国連に籍を置きながらも実際に政権としては機能していなかった。当時唯一国を治めていたのはやはりタリバン政権であり、そのタリバンに属し、与したアルカイダもタリバン政権下の戦闘員と見なすべきでしょう。仮に、タリバン政権が政権ではなかったとするなら、カンダハル解放前からそのようにタリバン政権を扱えばよかった。しかし国際社会はタリバン政権の存在を認めていたのだから、この事実はいまさら覆りようが無いはずです。

以上、オントピ発言でした(笑)
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