千田悦子さん講演会メモ 2
投稿者: hana_2001_jp 投稿日時: 2001/10/20 22:49 投稿番号: [101852 / 177456]
http://post.messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=1143582&tid=bpjfa4lla5fa5m&sid=1143582&mid=101850
つづき
> イスラム教神学生タリフらの運動=タリバンが90%、北部同盟が10%支配している。
> 9月11日テロの数日前、北部同盟のマスート暗殺があった。意外だったのは、タリバ
> ンのパシュツー族が喜ぶのではなく怒っていたことである。アラブ人ジャーナリスト
> による自爆テロ暗殺とされているが、アラブ人に殺されたということに怒っていた。
> アフガン人の結束強さ、誇りの高さを表わしている。ベトナム戦争では、ベトナム
> の勝利に終わったが、今回のアフガンでは、彼らの誇りが傷つけられたと、最後の独
> りになっても闘いつづけることになりかねないかと大変心配している。
>
> カンダハールからクウエッタまでの道路もようやく通れるようになり、効率の悪い
> 地雷除去も事故率2〜3%になったきていた。しかし一昨年から国連の経済制裁で、
> アフガン人は苦しくなっていた。
> タリバン支配下で、ぼつぼつ帰還難民も出てきており、ともに生きて行けるように
> なりかけたところでの空爆である。
> 1979年ソ連侵攻以来、難民問題が注目され支援もあった。しかし「支援疲れ」と
> なって、いつしか注目されなくなり、この空爆でアフガンがまた注目されるように
> なった。でも数年後また同じように忘れ去られるのかと思うと胸が痛む。
>
>
> ◆タリバンのイメージについて
> マスコミでは「鬼か吸血鬼」のイメージが流されている。
>
> タリバンといっても一様ではなく、出身神学校別、出身地別など派内はいろいろで
> ある。オマール氏の側近は強硬派。アフガンを支配下に置くにしたがって、タリバン
> の末端は権力を手にし、独特な教義の理解にたち“横暴“な行動に出ている傾向があ
> る(髭をそると逮捕するなど)。
>
> タリバンは、「二枚舌」「タテマエとホンネ」をつかいわける、つくづく「アジア
> 的団体」と思う。例えば、2000.8から医療を除いて女性の雇用と教育を禁止する法が
> 出ているが(タテマエ)、実際交渉しだいで雇用もできていた(ホンネ)。
> 暮らしの中でも、靴を脱ぐ、寝る時は布団で雑魚寝など、日本に“近い”。
>
> しかし、「人権侵害」といった国際的批判にさらされると、タテマエで硬直化して
> しまうようだ。バーミヤンの大仏の件でも、タリバンによる仏像・偶像のチェックを
> していただけなのに、「不穏な動き」として指摘された途端、2時間後に破壊され
> た。このとき“こわすぞ”の声に、それまでは忘れ去っていたのに世界から急に援助
> が殺到した。彼らは、大仏の方がアフガン人より大切に思われているのかと受けとめ
> たようだ。
>
> ◆女性と教育
> 1970年代国王シャーの近代化により、ミニスカートも女性のデモもあった。
> しかし、農村の保守的傾向はいまだ強い。日本の明治の頃の女性と同じように思え
> る(千田さんの祖母の感じという)。親が結婚相手を決め、当日まで相手と面識がな
> い、いとことの結婚が多い、男女は席を同じくしない、など。
> 70年代女性に教育はされておらず、識字率は世界の下から5〜10位だったのではな
> いか。
> それでも子どもはコーランの学校へいき、女性も唯一であるがカンダハールに看護
> 学校がつくられるようになった。
>
> 男性は、女性がブルカで顔を覆い、家内にいることに不平はないし、一般の女性も
> それを受け入れているようだ。
>
> ちなみに、多くのアフガン人は難民キャンプで生まれ育った。70年代アフガン近代
> 化の時代を知らない。はたして彼らの歴史をつくっていけるか…
つづき
> イスラム教神学生タリフらの運動=タリバンが90%、北部同盟が10%支配している。
> 9月11日テロの数日前、北部同盟のマスート暗殺があった。意外だったのは、タリバ
> ンのパシュツー族が喜ぶのではなく怒っていたことである。アラブ人ジャーナリスト
> による自爆テロ暗殺とされているが、アラブ人に殺されたということに怒っていた。
> アフガン人の結束強さ、誇りの高さを表わしている。ベトナム戦争では、ベトナム
> の勝利に終わったが、今回のアフガンでは、彼らの誇りが傷つけられたと、最後の独
> りになっても闘いつづけることになりかねないかと大変心配している。
>
> カンダハールからクウエッタまでの道路もようやく通れるようになり、効率の悪い
> 地雷除去も事故率2〜3%になったきていた。しかし一昨年から国連の経済制裁で、
> アフガン人は苦しくなっていた。
> タリバン支配下で、ぼつぼつ帰還難民も出てきており、ともに生きて行けるように
> なりかけたところでの空爆である。
> 1979年ソ連侵攻以来、難民問題が注目され支援もあった。しかし「支援疲れ」と
> なって、いつしか注目されなくなり、この空爆でアフガンがまた注目されるように
> なった。でも数年後また同じように忘れ去られるのかと思うと胸が痛む。
>
>
> ◆タリバンのイメージについて
> マスコミでは「鬼か吸血鬼」のイメージが流されている。
>
> タリバンといっても一様ではなく、出身神学校別、出身地別など派内はいろいろで
> ある。オマール氏の側近は強硬派。アフガンを支配下に置くにしたがって、タリバン
> の末端は権力を手にし、独特な教義の理解にたち“横暴“な行動に出ている傾向があ
> る(髭をそると逮捕するなど)。
>
> タリバンは、「二枚舌」「タテマエとホンネ」をつかいわける、つくづく「アジア
> 的団体」と思う。例えば、2000.8から医療を除いて女性の雇用と教育を禁止する法が
> 出ているが(タテマエ)、実際交渉しだいで雇用もできていた(ホンネ)。
> 暮らしの中でも、靴を脱ぐ、寝る時は布団で雑魚寝など、日本に“近い”。
>
> しかし、「人権侵害」といった国際的批判にさらされると、タテマエで硬直化して
> しまうようだ。バーミヤンの大仏の件でも、タリバンによる仏像・偶像のチェックを
> していただけなのに、「不穏な動き」として指摘された途端、2時間後に破壊され
> た。このとき“こわすぞ”の声に、それまでは忘れ去っていたのに世界から急に援助
> が殺到した。彼らは、大仏の方がアフガン人より大切に思われているのかと受けとめ
> たようだ。
>
> ◆女性と教育
> 1970年代国王シャーの近代化により、ミニスカートも女性のデモもあった。
> しかし、農村の保守的傾向はいまだ強い。日本の明治の頃の女性と同じように思え
> る(千田さんの祖母の感じという)。親が結婚相手を決め、当日まで相手と面識がな
> い、いとことの結婚が多い、男女は席を同じくしない、など。
> 70年代女性に教育はされておらず、識字率は世界の下から5〜10位だったのではな
> いか。
> それでも子どもはコーランの学校へいき、女性も唯一であるがカンダハールに看護
> 学校がつくられるようになった。
>
> 男性は、女性がブルカで顔を覆い、家内にいることに不平はないし、一般の女性も
> それを受け入れているようだ。
>
> ちなみに、多くのアフガン人は難民キャンプで生まれ育った。70年代アフガン近代
> 化の時代を知らない。はたして彼らの歴史をつくっていけるか…
これは メッセージ 101850 (hana_2001_jp さん)への返信です.
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