イスラエル/パレスチナ和平

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

選挙関連

投稿者: abutouma 投稿日時: 2004/12/26 06:43 投稿番号: [8713 / 20008]
PA議長選挙の選挙運動開始(12月25日)

  25日、自治区全域で来月9日投票のPA議長選挙の選挙運動が開始された。「アル・コドゥス」「アル・アイヤーム」などの各日刊紙は一斉に立候補者の選挙広告の掲載を開始、自治区の主要都市の中心部ではいたるところに候補者のポスターが貼り付けられ始めている。
  最終的に立候補したのはマフムード・アッバース(アブ・マーゼン)候補ら7名。ファタハがアッバース候補を擁立した他、パレスチナ人民党(旧共産党)はバッサーム・サールヒ、DFLPはタイシール・ハーリド候補を擁立した。ムスタファ・バルグーティは人民党を離党しており、NGO活動家として出馬する。政治評論家アブドルサッタール・カーシムは出馬しなかった。
  当選が確実視されているアブ・マーゼン候補は、故アラファト議長と並んで映ったポスターを多用している。インティファーダの武装化に反対したアブ・マーゼンは、武装化を支援した最晩年のアラファトと厳しく対立した。しかし未だに「国父」としてアラファトの人気は圧倒的で、アブ・マーゼンは
「アラファト路線の正統な継承者」
というイメージづくりに懸命になっている感がある。
  この調子では、順当に当選してもアブ・マーゼンは対内的には
「アラファトの後継者=パレスチナ人の諸権利を譲歩しない」
という強硬派の役割を、一方対外的には
「譲歩に応じる現実主義的・柔軟な指導者」
の役割を演じざるを得ないわけで、先が思いやられる。

  なお、25日発表されるはずだった23日の地方議会選挙第一回投票の結果は現地時間で25日夜11時現在も公表されていない。
  午後10時のアル・ジャジーラ・テレビのインタビューに出演したファタハ中央委員のハーニ・アル・ハッサンは
「結果は大体出揃っており、ファタハが18選挙区で決定的に勝った。対するハマースは8選挙区で勝ったが、いずれも圧勝ではなかった。選挙管理委員会の発表が遅れているのは一部の選挙区で開票結果にクレームがついているせいだ」
と回答し、ファタハの勝利を強調、
「ハマースはもっと勝っているはずだ」
とするハマースのハッサン・ユーセフ広報官のコメントを批判している。
  ハマースは24日に、13選挙区で勝利し、他に4選挙区でもファタハとの合同リストが勝利したと発表している。

  いずれにせよ、ファタハの辛目の評価でもハマースは8選挙区を抑えたわけだ。
  1.今回の選挙がハマースにとっては、自治開始以来、初めての選挙だったということ、2.ハマースは主要な指導者をことごとく暗殺され、現在は発足以来最も組織が弱体化していること、3.今回の選挙が、ガザではなく元来ハマースの弱い西岸地区の、しかもファタハ優勢の自治体を選んで実施されたこと、などを考慮すれば、8選挙区における勝利だけでも、驚くべき結果と言えるだろう。
  ますますアブ・マーゼン指導部の悩みの種が増えそうだ。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)