イスラエル/パレスチナ和平

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アラファト後は?

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2004/11/05 14:51 投稿番号: [8359 / 20008]
パレスチナ:
議長権限は誰に移譲   アラファト氏危篤

  【エルサレム樋口直樹】パリで病気療養中のアラファト・パレスチナ自治政府議長の容体が4日、危機的状態に陥ったことを受け、議長の権限を誰が受け継ぐのかが緊急課題になった。パレスチナ解放機構(PLO)の執行委員会は同日、治安と財政の決裁権限をクレイ自治政府首相に暫定的に与えたが、実務家の首相が半ば議長の私兵と化していた治安機関を指揮できるかどうかは未知数だ。
  アラファト議長は明確な後継者を作らず、独裁体制を維持してきた。重要な職務はひとりの幹部に任せず、常に複数の幹部を充てて、自分一人が全体を把握する独特の指揮手法を取ってきた。こうした議長のやり方が後継問題をこじらせる原因になっている。
  パレスチナ人の組織は、国連のオブザーバー資格など国際的な代表権を持つPLOと、イスラエルとの和平に反対しているイスラム原理主義組織「ハマス」などPLO外の組織に大別される。アラファト議長は69年にPLO議長に就任。93年の「オスロ合意」(パレスチナ暫定自治合意)に基づいて自治政府が誕生すると、その初代議長にも選出された。
  PLOが占領地内外のパレスチナ人全体を代表しているのに対し、自治政府はヨルダン川西岸とガザ地区の治安、行政権のみを保持。両組織のトップに君臨するアラファト議長は、パレスチナ解放闘争のカリスマとして、絶対的な権力を握った。
  アラファト議長の権力の源泉は、30年以上にわたるイスラエルとの戦いや交渉に裏打ちされた実力と、多岐にわたる治安機関やカネの出入りを一手に握ってきた独裁的な組織運営にあった。議長は、政府改革を進めようとした初代首相のアッバスPLO事務局長と衝突、同氏を辞任に追い込むとともに、次に就任したクレイ現首相にも治安権限を渡さなかった。
  アッバス事務局長は57年、議長とともにPLOの主流派組織「ファタハ」を創設、イスラエルとの和平交渉でも最前線に立つなど、実質ナンバー2的な存在だった。クレイ首相も和平交渉役の重鎮で、内外の知名度は高い。だが、2人とも肝心の治安機関に直接的な足がかりがなく、民衆の人気も低いのが実情だ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20041105k0000e030082000c.html


>実務家の首相が半ば議長の私兵と化していた治安機関を指揮できるかどうかは未知数だ。

>明確な後継者を作らず、独裁体制を維持してきた。重要な職務はひとりの幹部に任せず、常に複数の幹部を充てて、自分一人が全体を把握する独特の指揮手法を取ってきた。こうした議長のやり方が後継問題をこじらせる原因になっている。

>権力の源泉は、30年以上にわたるイスラエルとの戦いや交渉に裏打ちされた実力と、多岐にわたる治安機関やカネの出入りを一手に握ってきた独裁的な組織運営にあった。


とても妥当な分析だと思ったので、ご紹介。
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