イスラエル/パレスチナ和平

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一方的分離をリクードが拒否

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2004/05/03 20:45 投稿番号: [7689 / 20008]
http://www.asahi.com/international/update/0503/006.html
ガザ撤退に60%が反対   シャロン首相与党の党員投票
イスラエルのガザ撤退を含むシャロン首相の「パレスチナ分離計画」の是非を問う与党リクードの党員投票は2日、投開票され、反対が59.5%で、賛成の39.7%を大きく上回った。首相は同夜、「結果は尊重するが、国民の多くは計画支持だ。難しい判断を下さなければならない」と表明した。首相は計画の変更か、国会の解散・総選挙かを選ばざるを得ないとの見方が強く、イスラエル政局は波乱含みになりそうだ。
  シャロン首相は3日未明、側近を集めて対応策の協議を始めた。近くリクードの閣僚や国会議員との会合も開く。イスラエルメディアは、首相の選択肢として、計画の変更か、解散・総選挙、または国民投票の実施の可能性も指摘している。
  首相は当初、この党員投票で過半数の支持を確保したうえで、閣議や国会での採決に進み、反対論を封じる考えだった。しかし、この結果でシナリオは頓挫。分離計画は昨年12月の発表からわずか5カ月足らずで存廃の岐路に立たされた形だ。
  分離計画については、反対する入植者団体が強力なキャンペーンを展開し、反対派と賛成派の得票差は事前の世論調査の予測も大きく上回った。これまで計画に賛成していたリクード閣僚が今後、反対に転じる可能性もある。今後、首相が計画を強行しても、閣議や国会での採決で承認されるかどうかは微妙だ。
  推進派のオルメルト副首相は「止めようがない」と計画推進姿勢を強調。一方、反対派のランダウ無任所相は2日夜、「リクード党員は原則を守った」と述べ、入植推進の伝統を持つリクードがガザ撤退を拒否したことを評価した。 (05/03 19:13)

●この記事には反対派のピケの様子の写真が出ているんだけど、笑える。
シャロンの仮面をかぶったアラファトの絵を描いて、「シャロンの正体はアラファトだ」ってさ。
投票直前にガザの入植地で銃撃テロがあって、母親と4人の娘が殺される事件があったけど、それの影響もあったかもしれない。

もともとこの投票は、閣議での多数派工作が不可能だとみたシャロンが、一般党員の声を背に強硬派のネタニヤフらを黙らせようとして出てきたもの。ネタニヤフは投票前に合意したのに、後で一般党員が反対し、自分に圧力がかかるとは思っても見なかったはず。しかも僅差での敗北ならともかく20ポイントの差は大きい。

朝日記事だと
「首相は計画の変更か、国会の解散・総選挙かを選ばざるを得ないとの見方が強く」とあるけど。ハーレツ紙によると
1国民投票による可決を目指す――右派リクードはともかく国民全体だったら賛意を得られるだろうから。
2国会解散と選挙の実施――大統領の賛意を得られれば国会は解散できる。基本的にイスラエル大統領は強力なリーダーシップを取らないので、おそらく解散は可能。大統領の賛意を得なくても筆頭野党(労働党)との合意で解散することも可能。
3計画の手直しに着手――おそらくその場合は、西岸でより多くの入植地を保持する方向での妥協案を作る。
4閣議決定で押し通すーー危険なギャンブル。閣内には極右政党の反対派がおり、そこにネタニヤフらリクード右派が加わって否決する可能性もある。
5辞任。――その場合は大統領が次の首相候補を決め、組閣を命じる。間違いなく指名されるのはネタニヤフ。

どうなることやら。
少なくとも確実なのは、2005年末でのガザ撤退というスケジュールが不可能になったこと。
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