レスありがとうございました 2
投稿者: IkeTo 投稿日時: 2000/10/25 11:55 投稿番号: [699 / 20008]
さらにみずからの政治的主張の表現手段を奪われ、生存権さえ常に危険にさらされてきた人民の代表(PLOその他のゲリラ組織)による武力闘争・抵抗行為を、この問題を引き起こした当事者でもある西側先進国が現在でも呼ぶように、「テロ」の一言で否定できるかどうか(これは法学から見れば、おそらく「革命権」の問題につながってるはずです。だから戦争とテロの差異についても素人質問をしたのですが)という難しい問題にたいする視点の欠如です。「自分を殺そうとしている人に対して「殺人は法律で禁止されている!」なんて諭すバカはいません」という設定は、仮に政治ゲームのメタファーとして取り上げるならば、国家さえ認められてこなかったパレスチナ側にこそ妥当はすれ、当時のかなり問題がある国連の決議で国家の正当性を認められイギリス・アメリカという軍事的経済的政治的支配権を握った強国の支援を受け続けているイスラエル側に適用することは根拠薄弱、そうしたメタファーは「つい何年か前までテロ集団として中東をにぎわせたPLO」等の認識・表現ともども、極めて不適切ではないでしょうか。中立な立場と称しつつそのじつ自国の戦略利益を第一に追求しているアメリカと同断の、たいへん失礼ながら、欺瞞的な態度、陳述ではないでしょうか。問題解決の枠組みを「現実・理想」のスタティックな二元論的枠組みで処理し(なぜなら政治においては、経済同様、「予想・理念」といわゆる「所与の現実制約条件」が相互再帰的・ダイナミックに循環していわゆる〈現実〉を形成するだろうからです)、にもかかわらず問題の構造的・歴史的経緯の把握が(失礼ながら書き込みから判断する限り、この問題に関して素人の私以上に)薄弱であるように見える以上、ますます上述の感想を禁じ得ません。PLOをテロ集団と仰られるならば、パレスチナ人民はテロ支援の暴徒集団とでも仰られるつもりですか?そして暴力では何も解決しないとムバラク流に仰るならば、(帝国主義的植民地支配という政治ゲーム上の、あるいは剥き出しの)暴力によりパレスチナ問題が発生し暴力がかの地を支配し続け現在もそうである〈現実〉、そうした現実を如何に説明なさるつもりですか。そうした陳述をするならば、まず暴力的、帝国主義的とさえ呼ばれるべき政策を建国当初から現在にいたるまで入植行為等で和平交渉中も放棄もせず、パレスチナ人民の過去から現在に至る人的経済的社会的文化的被害に対して(オスロ合意等で)公的謝罪を一切おこなっていないイスラエル(及びパレスチナ問題関連諸国)にまず非があるとする見解が、認識において正確、道義的に正当だと思われるのは、私がこの問題の素人だからでしょうか。アラブ側がイスラエルの生存権をオスロ合意等で認めたならば、建国以来の暴力行為に対する謝罪補償等で誠意を示すのは当然だと私は考えます。またそうした認識に立たねば、年端もいかぬ子供が丸腰で重武装の軍隊に対して投石をするような彼らの行為を、その子の親たちが許すような、常識からは考えられないようなことを理解できなくなるのではないでしょうか。それをたんに(日本を含む西側巨大マスメディアがしているように)政治的宗教的プロパガンダの効果と見なすならば、それは現在の民衆蜂起をせいぜい2,3日で終わると高をくくって状況判断を誤った我が国の多数の中東研究者やイスラエル軍部同様、それこそ平和ボケした西側メディアの無批判無思考を反復し、無法な暴力へ荷担する結果となるのではないでしょうか。
私は国家間関係も対人関係と同じように礼節をわきまえたものであることを希望します。しかし残念ながらイスラエルは国家創設時点から現在に至るまでそれを様々な側面で欠いているとしか見えません。例えば、駐日イスラエル大使館ホームページにおける和平交渉の説明。そこでイスラエル側は、まだ終わっていない交渉の「成果」(!?)さえ喧伝しているではありませんか。「殺して分捕る」方式の支配を続けそれに対する謝罪と補償を一切行っていないイスラエル(およびイスラエル建国に関与する先進諸国)に対して、アラブ・パレスチナ側に国家・民衆レヴェルでの真の信頼関係等生まれるべくもありません。パレスチナ人民の民衆蜂起(インティファーダ)が文字通りdemonstrateしているのは、そうしたイスラエルやアメリカの「和平」等強者の欺瞞でしかない、ということではないのですか
私は国家間関係も対人関係と同じように礼節をわきまえたものであることを希望します。しかし残念ながらイスラエルは国家創設時点から現在に至るまでそれを様々な側面で欠いているとしか見えません。例えば、駐日イスラエル大使館ホームページにおける和平交渉の説明。そこでイスラエル側は、まだ終わっていない交渉の「成果」(!?)さえ喧伝しているではありませんか。「殺して分捕る」方式の支配を続けそれに対する謝罪と補償を一切行っていないイスラエル(およびイスラエル建国に関与する先進諸国)に対して、アラブ・パレスチナ側に国家・民衆レヴェルでの真の信頼関係等生まれるべくもありません。パレスチナ人民の民衆蜂起(インティファーダ)が文字通りdemonstrateしているのは、そうしたイスラエルやアメリカの「和平」等強者の欺瞞でしかない、ということではないのですか
これは メッセージ 698 (IkeTo さん)への返信です.
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