イスラエル/パレスチナ和平

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r911殿

投稿者: fujinohigumajp 投稿日時: 2003/07/05 11:38 投稿番号: [6149 / 20008]
  口が裂けても「勝利」としか言いたくない、世界共通の軍人の習性です。非常に不安定な「信管が生きている爆弾が埋まった和平の掛け橋」をみんなで渡っているのですから彼我とも「黙っているべきものは黙っている」を実行するもの必然です。

  さてその「橋」をソロリソロリと渡っているわけですが自治政府が最終的にハマス他テロ組織をどうするのかが問題だと思います。本人達には「潰さない」と言っておられるようですが恒久和平への最大の壁であるのも事実です。

  現状でハマス+ファタハ主流派+イスラム聖戦と自治政府が戦ったらまず政府側に勝ち目はありません、戦力・経済力・人望度全てでテロ連合の方が圧倒的に優勢です。この和平協議期間中テロ組織は「解体されるなら内戦を起こす」と自治政府を脅していた事を考えると誰もがそれを認識しているのが伺えます。

  テロ組織が己が思想を変える確立はゼロに等しいので最終的に処分の必要があります。処分法としては
*実力で処分する(逮捕・射殺)
*弱体化を誘い組織崩壊に追い込む
   が考え付きますがそれぞれ一長一短があります。

<実力−外部勢力による処分>
  ・即効性があり確実性が高い
  ・相手が大勢力ですので米軍かイスラエル軍か大規模多国籍軍でも無い限り押し切れない。
  ・民意が悪化する危険
  ・確実にアラブ世界の反発がある
<弱体化による分解>
  ・アラブ世界を刺激する可能性は低く、いい意味での刺激になる
  ・時間がかかり確実性もない
  ・自治政府の支持度を上げ民意を逆転させなければいけない
  ・テロ組織への資金ルートを国策として潰す必要がある
  ・長期間テロ組織を説得するだけの能力が政府に求められる

  自治政府は<弱体化による分解>を選んだのではないでしょうか?但し自治政府にとってこれは棘の道を通り越して「地雷原」です。約60年分の無能無策を挽回しなくてはならないのですから。アッバス一代では無理でしょう、逆行する事がないような流れを作るのが彼に課された使命だと思います。ちなみにテロ組織との民意・戦力バランスさえ逆転すれば<実力−政府による強制処分>という3つ目の選択肢も出てきます。当然自然解体より確実でスピードも早いです。
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