>二つの「そもそも」
投稿者: kusukusu552000 投稿日時: 2003/07/01 15:49 投稿番号: [6066 / 20008]
>その「連鎖」や「応酬」に関わることで少なくとも「イスラエルも」「悪いんダ」「和平を壊す動きダ」といった印象を視聴者/読者に与える。そのために、「じゃあどっちが先だ」への誘導みたいなことが結果として起こる。
>識者やメディアが「連鎖」と表現した時点で、受け手の大衆はどうしたって、「どっちが先」を連想しがち。先かどうかより、誰が誰を殺しているのか、という重要な点に対するフォーカスが、ぼやけてしまう(海外ではそうやってぼやかしていくのが反ユダヤ/極左の意図的な常套手段)。
そうか。
そう言われると、高橋和夫氏は両者の言い分を並記するみたいな書き方をよくするのですが、これが、どっちもどっちみたいな話にしてしまってて問題の焦点をぼやかしているというところはあるかもしれません。
僕は両者の言い分が盛り込まれているので、それぞれの意見を知る上では参考になるかなと思って、高橋氏のものを読んでいたのですが。
高橋氏の言い方は問題の所在を曖昧にしているという点は注意しないといけないのかもしれません。
たとえばイスラエルとイランの核についてこんな具合。
「しかしイランの核保有はイスラエルを含む周辺諸国への脅威である、とイスラエルは主張している。と言ってもイスラエルによる核兵器の保有は既に述べたようによく知られている。しかもイスラエルは長距離ミサイルや長距離爆撃に使える航空機も保有している。脅威を受けているのはイランの方で、イスラエルの方ではないとの認識がイランにはある、との議論に対しては、イスラエルはイランの政策に反対しているだけで、イランの存在そのものに反対しているわけではない、ところがイランはイスラエルを承認せず、その消滅をスローガンとしている、それゆえイランの核の脅威はイスラエルにとっては深刻なのだ、そんな反応がイスラエル当局から返って来る。」
(高橋和夫「アメリカのイラク戦略」p133、角川書店)
これは メッセージ 6061 (r911911911 さん)への返信です.
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