イスラエル/パレスチナ和平

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二つの「そもそも」>kusu/white両氏へ

投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/07/01 11:50 投稿番号: [6061 / 20008]
メッセージ: 6054
>2人程度という言い方はたしかにまずかったと思いますが、事件の規模が大きくなければ世間的に問題にされないだろうという点は客観的に考えて間違っていないと今でも思っています。

メッセージ: 6055
>根本的に間違っています。
>テロが年中行事の地域だから、いつもだったら分かります。
>でも、アカバ会談の直後、ですよ?
>いつもと同じ扱いでいいんですか?


kusukusu氏の認識の主語は「世間/世論/交際社会は」ということだから、それはそれで認識としては正しい。

white氏の認識は「約束のやり直し」があったのに「履行義務」はどうなる、というまさに正論。イスラエルの攻撃の前にはハマスによる「停戦しないゾ、そんな言葉は辞書にないゾ」宣言があったわけだし(この宣言自体が人命的には脅威だ)。

メッセージ: 6060
>イスラエル攻撃を始めに取り上げて話し、そこを基準にして、テロ攻撃の応酬が始まる、、、と言っていたのです。
>悪まで、イスラエルによる攻撃、、、
>が話のはじまりでした。


アカバは確かに何かの「起点」であったかもしれないが、この手の「そもそも」論の〝応酬〟をはじめちゃうと4/30のロードマップ提示とそれに対するパレスチナの「無修正受諾」にまではすぐに遡る――そうやってどんどん時間が巻き戻る。


誰が「悪い」かというと、この場合は、高橋和夫が、他の日本のメディアと同様に「暴力の連鎖」的な視点で能書きを垂れた(TVを見てないから推測だが)ということなのでは?

ここではじめて「そもそも」を言ってもいいのだと思う。そもそも、「暴力の連鎖」や「暴力の応酬」といった表現を平気で使いまくると、「民間人/一般市民を意図的に狙うテロ」(ハマスらはそう何度も宣言している)と「テロとそのインフラの掃討」(イスラエルは建国後はそれ以上のターゲットを宣言などしていない)を比較して、その命の重さを同等と見なしているようなことになってしまう。

その「連鎖」や「応酬」に関わることで少なくとも「イスラエルも」「悪いんダ」「和平を壊す動きダ」といった印象を視聴者/読者に与える。そのために、「じゃあどっちが先だ」への誘導みたいなことが結果として起こる。

識者やメディアが「連鎖」と表現した時点で、受け手の大衆はどうしたって、「どっちが先」を連想しがち。先かどうかより、誰が誰を殺しているのか、という重要な点に対するフォーカスが、ぼやけてしまう(海外ではそうやってぼやかしていくのが反ユダヤ/極左の意図的な常套手段)。

日本の識者/メディアの大半は、そうした海外報道の〝論調〟や〝ロジック〟を平気でコピーしちゃってるんだと思う。第一義の最重要課題を、ぼかす/言及しない、といった言論が、「そもそも」罪なんだ、識者であり第四の権力であるなら。

実は二人の話を読んで高橋和夫を調べてみて、彼の本を間違って買ってしまいました(アマゾンでワンクリックを押してしまった)。例えば建国の部分の彼の書き方は以下の通り。

1947年11月29日、国連総会はパレスチナの分割決議案を可決した。賛成33、反対13、そして棄権10(イギリスを含む)であった。その内容は、パレスチナをアラブ地区、ユダヤ地区、国連管理地区に分割することを勧告するものであった。シオニストが所有していた土地はパレスチナの7パーセントにすぎなかった。しかし、決議案はその57%をユダヤ人に割り当てていた。これでは、パレスチナ全土を自らの土地と考えるパレスチナ人が、この決議を受け入れるわけはなかった」『アラブとイスラエル』講談社現代新書

(ユダヤ人というのは、「シオニスト」という名前の、何か「人間界」とは別の生き物なんだろう、この作者にとっては。どー考えたって「パレスチナ寄り」というか世論の「イスラエルって強いんだからどうせ悪いんじゃん」に阿(おもね)ているというか売れる対象を計算はしてる)
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