イスラエル/パレスチナ和平

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米の関与継続は不可欠

投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/06/30 23:45 投稿番号: [6042 / 20008]
中東和平の行方、綱渡り…米の関与継続は不可欠
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030630id25.htm

  【エルサレム=当間敏雄】暴力の応酬が続いてきたパレスチナ情勢が30日、イスラエル軍によるガザ北部のパレスチナ自治区からの撤退で、ようやく動き出した。2000年9月以来、約1000日でパレスチナ人約2400人、イスラエル人約800人が死亡した騒乱は収束するのか――和平の行方は、綱渡りの工作にかかっている。

  軍撤退は、29日夜にパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハが、テロ攻撃停止の声明を出した直後に始まり、イスラエル政府とパレスチナ自治政府が「相互信頼醸成」演出に心を砕いたことをうかがわせた。ガザ北部自治区ベイトハヌーンでは29日午後9時過ぎ、各地に展開していた戦車や装甲車など約50両が次々と撤退を開始。監視所少なくとも2か所が解体され、1時間半で撤退は完了した。砲塔では若い兵士が笑顔を見せ、パレスチナ人少年がパレスチナ旗を振って撤退を祝うのも目撃されたという。

  ガザ南北を結ぶ幹線路も30日朝、治安権限の自治政府への移管で自由な往来が再開された。また、パレスチナ解放民主戦線(DFLP)も同日までに攻撃停止に加わった。イスラエル紙マアリブは「懸念の入り混じった希望の瞬間再び。もしかしたら今回は成功するかもしれない」と、イスラエル国民の期待を代弁した。

  だがイスラエルはそもそも、「停戦」を宣言したイスラム原理主義の過激派3組織の「解体」を求めており、イスラエルと過激派の根本的対立構造は全く変わっていない。

  ハマスなどは今回の「停戦」をイスラム教概念であるフドナと呼んでいる。預言者ムハンマドが異教徒との戦いを一時停止したことを指すもので、ムハンマドはこの間に戦闘再開に向け態勢を整えた。いわば「次の戦いのための準備」の意味で、イスラエル政府もその点は百も承知だ。

  一方のイスラエルは、自治政府が過激派の解体に乗り出さなかったりテロ抑止に失敗した場合、いつでも自治区に再侵攻できる態勢を維持している。

  さらに、これから撤退が始まるヨルダン川西岸の7都市の場合、自治政府の治安組織はガザ以上に機能不全に陥っている。和平に反発する“跳ね上がり”が大規模テロを起こせば、すぐにイスラエル軍が帰ってくる。ガザ撤退を導いた米国の外交圧力と継続的関与は、今後も絶対に不可欠だ。

(2003/6/30/22:16   読売新聞


○マアリブのコメント引用の仕方がいい。アラビア語の「停戦」、「フドナ」に言及もしている。




停戦で最大限の見返り狙う=条件めぐり神経戦か−パレスチナ各派
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030630-00000991-jij-int
 

>>両組織は条件の中で、イスラエルによる攻撃の完全停止を要求。さらに、パレスチナ人受刑者の釈放などを求めた上で、「敵(イスラエル)がこれらの条件を受諾しなければ、われわれは約束に縛られず、敵がその結果生じる事態の責任を負う」と強調した。
  一方、イスラエルは過激派とは交渉せず、停戦宣言を無視する姿勢を鮮明にした。


○時事通信に書かれているテロ組織らの「条件」を、イスラエルが飲まなければならない謂われはないだろう。「完全停止」とは自分たちのアタマのことを言っているのだろうか。

○しょせん、テロ屋の「停戦」などこの程度のものだ。「次なるテロ」への準備だということは明白だ。


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