イスラエル/パレスチナ和平

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かつて Peace Now を阻害した国際認識

投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/06/06 15:47 投稿番号: [5454 / 20008]
>ユダヤ系平和団体Americans for Peace Now

久しぶりに大文字の「Peace Now」という言葉を読んだ。第一次インティファーダの頃から、おそらくオスロあたりまでの頃――インターネットはなく、IHTはハアレツの英語版を出していない頃――唯一の英字新聞であったエルサレム・ポストには「Peace Now」の記事が連日掲載され、エルサレム・ポスト自体もこの運動を支持していた。

その頃にもパレスチナからは「ヨルダン川から地中海までのすべてのパレスチナ」からの〝解放〟というメッセージが繰り出されていた。イスラム教徒らの「殺人意志」を裏付ける最近の報道はなるべくこのトピに記録するようにしているが、そんなものは、実はずっと昔からあった。その事実を、多くの人は知らないはずだ。

初期のインティファーダはまだ「投石闘争」だったが――だからこそであろう――国際社会ではその「正当性」を認める声が圧倒的多数だった(今の毎日新聞の小倉孝保のようにだ)。その行動の基になっている「思想」のほうを糾弾する声は、2003年の今と同様、まったく無かった(ユダヤ系からの批判を除けば)。パレスチナの「全領土奪回」思想と対になったインティファーダ、という視点での批判は、「右翼」「暴力主義」「ならず者」「和平の阻害者」……といったレッテルを貼られていた。

僕はパレスチナの「行動」そのものよりも「思想」のほうにいかがわしさを感じていて、当時イスラエル国内ではマジョリティだった「左派」、エルサレム・ポストに掲載される集合日に参加しにいく外国人たちを、不思議な思いで横目で見ていた。当時の左派の知識人代表のひとりがメッセージ: 5449で紹介したAmos Ozたちだった。

その彼が、メッセージ: 5449 で紹介した新聞コラムでは「the disputed land 」という言葉を使用している。日付は6月6日だから、すでにシャロンが「occupied territory」であると認めたあとのことだ。

隔世の観がある…。彼ら「左派」に、いわば〝転向〟とさえ感じさせられる「不信感」/「懐疑心」/「自衛自立」の決意へと促せていったものは何だったのだろうか……それを想像しはじめれば、ユダヤ史そのものを再び紐解かずにはいられない。
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