イスラエル/パレスチナ和平

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ADLの「懸念」ももっともだわい

投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/05/30 23:16 投稿番号: [5398 / 20008]
●Roadmap to Mideast Peace? Opportunities and Concerns
http://www.adl.org/Israel/road_map_peace.asp

上記から「懸念」の部分の抄訳

○ロードマップの履行はカルテットの〝コンセンサス〟によって達成度を判断するとしている。しかし、ロードマップのカルテットの四分の三、すなわち国連、EU、ロシアはパレスチナによる暴虐よりもイスラエルの暴力を取り上げることに熱心であった歴史的経緯がある。つまりこの3者がパレスチナ人による暴挙を正当化することによってイスラエルに履行を迫るという懸念がある。

○フェーズIではパレスチナ側は武装行動を停止しイスラエルへの暴挙をやめ、イスラエル側もまたパレスチナ人への暴力をやめるよう要請している。これはすなわちイスラエルの自衛的なテロリストへの軍事行動と、パレスチナによる一般市民へのテロ行為を同等に見なしていることに他ならない。さらにパレスチナ側の反イスラエル、反ユダヤ主義を証拠づける文書は数多くあるが、イスラエルによるそのような事実はどこにもない。

○ロードマップは占領地撤退が和平への重要な鍵だとしているが、1948年の建国以来アラブとパレスチナが真にイスラエルの存在を認めてこなかったという事実を無視している。実際、過去十年に占領終結の重要な動きはパレスチナ指導部によって拒否された(とくに2000年のバラク首相による提案)。このため多くのイスラエル人とその支持者にとって、パレスチナ人の究極の目的がイスラエル全土をパレスチナに置き換えることだという結論にしか達し得なかった。イスラエルが平和的に存在することを認める声明を出すようパレスチナに要請している部分はロードマップのリップサービスにすぎない。占領終結に主たる眼目を置き、パレスチナの究極の目的と意図に注意を払わないことは、イスラエルが目に見えて確かめられるもの(ウエストバンクとガザの土地)を手放し、見えざるもの(イスラエルの隣国に平和的に共存するという確かな意志)を得なければならないのかというリスクが伴う。これはまったくの偽善であり中身のない空虚なものだ。



●Chronological history of the road map
http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=288896&contrassID=1
ロードマップの〝起源〟は2002年6月のブッシュの演説に遡る



○ロードマップの現形は昨年12月にはメディアにお目見えしていたから、ほぼ半年で4者によって作成されたことになる。その四分の三がどういう悪意や不公平さを盛り込もうとしていたにせよ、スピードが最優先されたようだ。

○石油武器商人ブッシュにとっては、国連、EU、ロシアの〝態度〟が反ユダヤ的であるかどうかはさしたる問題でも懸念でもないのだろう。原理原則論の決着が最終段階に持ち越される形は、〝政治家〟としては好都合でもある。頓挫する確率がこれまでの和平交渉に比べて低いはずだからだ。

○イスラエルの立場からみれば、「交渉」すべき相手はパレスチナだけではない。国連加盟国数の3割近くを占めるイスラム勢力(世界人口比2割弱!)、特にEU内に根強く残り新たな台頭をみせてもいる反ユダヤ主義者たち、過去の国連決議やロードマップ自体の「瑕疵」に言及しないメディアに加えての経済問題――これらすべてが生存と存続を脅かそうとしている。

○ロードマップの本質や時間軸での動きを見ると、ユダヤ人にとっては、二千年来のディアスポラ的問題そのものの凝縮と向き合っているかのようにも思われる。
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