イスラエル/パレスチナ和平

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>そうでしょうか

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/03/24 19:41 投稿番号: [4915 / 20008]
>>「パレスチナ問題を何とかしない限り、中東の反米感情は終わらない」
>>という危機感をブッシュ政権が持ち続けているなら、
>>イラク戦争後に本腰入れて和平仲介するんじゃないかな?

>そうでしょうか?
>現代のネオコン外交の親イスラエル姿勢は歴代の中でも群を抜きます。
>この紛争解決へのブッシュ政権のこれまでのイニシアティヴもパウエルや外側からの圧力(ブッシュの父親等)があったからではないでしょうかね?
>単独でそういった危機感をもちつづけることはないと思われます。

まあ、私の投稿は希望的観測であって、
「ブッシュもそんな大馬鹿じゃないだろう」という楽観的な考えに基づいているので、
どうなるかはわかりません。

ただ、私の観測も全く根拠がないわけではありません。
ここ2ヶ月ほどのパレスチナ/イスラエルの動きを注意深く見ていると、
これまでとは違った種類の動向が見られるようになっています。
たとえば、最近のIDFが執拗なハマス摘発をしている一方で、
パレスチナ治安機関への攻撃を停止しているのも、
ここ数カ月の「エジプトによるパレスチナ停戦協議の失敗」
「ハマスの伸長に対する自治政府の恐怖感」
といったものが背景にあるように思われます。

つまり、パレスチナ内部で
「そろそろ戦争を終了させるためには、跳ねっ返りのハマスは邪魔。
だからIDFに叩かせよう」という計算があるように見えるのです。
(最近のIDFの対ハマス作戦の成果は目覚ましい。
裏で自治政府が情報を流しているのでは?)

だから「当事者はその気で、土壌をならしている。
あとは仲介者:アンクルサムのやる気次第」
というような雰囲気が、水面下で出来上がりつつあるのかも、ということです。

また、「福音主義的キリスト教原理主義とタカ派シオニスト」の同盟は
実は、テンポラリーなものであり、同床異夢であるような気がします。

たとえば、パレスチナ側が武装闘争路線を明確に転換したら、
アメリカのユダヤ人内部で、現在、超正統派(タカ派シオニスト)に追従している
伝統的なリベラル派(共存派と言ってみよう)が、和平交渉推進に鞍替えするでしょう。
そうなったとき、タカ派シオニストの行動は大幅に制約されます。
さらに、交渉が進展したら、
西岸への強い執着を持つキリスト教原理派+タカ派シオニストが
孤立する可能性もあります。
それは、アメリカ国内の「孤立主義」と「国際主義(介入主義)」の論争とも重なるでしょうし、
福音主義的キリスト教原理主義とタカ派シオニストに対する忠誠心テスト
(つまり、「アメリカとイスラエルどっちが大事か?」)のような形に
なるかもしれません。

いずれにせよ、
「イスラエルの友人」を自称するネオコンが、
実はイスラエルの足を引っ張ることになりかねませんね。
これは、かつて世界革命論の一環としてパレスチナ問題をとらえ
パレスチナの闘争を支援していた世界の左翼が、
問題を複雑化させて解決を遅らせてしまったのと同様のアイロニーです。
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