イスラエル/パレスチナ和平

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16歳の自爆者 心の闇 母にも見せず

投稿者: suiheisen2002 投稿日時: 2002/07/02 23:01 投稿番号: [4028 / 20008]
「リションレツィオンの公園で“殉教者”攻撃が行なわれ、
二人が死亡…」地元テレビ局が番組を中断して、臨時ニュースを
流し始めた。パレスチナ人にとって自爆は「テロ」ではなく、こう呼ばれる。

三男のイサ(16)が前日から、戻っていなかった。
家族が、イサの自爆を知るのは、2日後の24日昼になってからだ。
「ねぇ今、ニュースでイサが…」その瞬間、母は気を失った。
自爆者では最年少だった。
犯行声明を出したのは過激派の「アルアクサ殉教集団」

家族は、今も深い戸惑いの中にいる。学校の成績もいい。
「実業家になる」と言っていた。

多くの自爆者の母が、パレスチナの大義のために「殉教」した子を、
誇りだと言う。だが、ファトヘイエ(母)は首を振った。
涙が一筋、二筋、落ちる。「誇りだとは思えない。息子を亡くして、
ただ悲しい、ただ…。あの子だろうと、ほかの誰の自爆だろうと、
それが良いことにつながるとは思えない」

母親さえ気づかぬ間に、幼く柔らかな心に忍び込んだ魔物が、
パレスチナの悲劇の中で育っている。
カーレド(兄)がつぶやいた。「世界は自爆者の年齢が下がって、
しまいには5歳になるまで、この現実を放って置くつもりなのか」

                  7/2中日新聞   テロと家族より
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