RE;いくつか反論を.その1
投稿者: ptrts 投稿日時: 2001/10/08 19:51 投稿番号: [1899 / 20008]
>国連決議第181号が完全に有効なら、国連決議194号もまた有効なはずです。
別に私も国連決議は第181号しか存在しない、という趣旨で書いているのではありません。
元々の投稿(MSG1892)が、「都合のいい国際ルールを勝手に作っておいて、イスラエルにはイギリスが二枚舌を使ったので建国させたんだよ、わかった?」という明らかに誤った内容であるため、イギリスは責任を放棄したこと、その後は国際連合及び米ソ両国が主導してイスラエル建国を認めたという事実を明らかにし、且条約等については内容の適否と有効性とは無関係である、ということを指摘しただけのつもりなのですが・・・。
尚、私個人としては、現在「生きている」国連決議は、安全保障理事会決議第242号(第3次中東戦争の終結に関するもの)及び同第338号(第4次中東戦争の終結に関するもの)であると考えていますし、この両決議についてはアラファトも受諾の意思を表明しています。
>アラファトもそういう気分だったのではないのでしょうか
アラファトは、「本気で戦争を行なう用意が無いなら国連決議第194号を受入れるべきであった」ということを言っています。
>イスラエルにとって都合のいい決議だけ、その有効性を強調しているかのように聞こえます。
抑々イスラエル自身、181号決議を明確には受入れていません。ですから、この決議がイスラエルに都合がいいものだ、とはイスラエル自身が思っていないのではないでしょうかね・・・。
>確かに最初の戦争はアラブ諸国がしかけたものです。しかしアラブ諸国からしかけた「侵略戦争」はその最初だけです。
第4次中東戦争もですか?あの戦争に関してはアラブ側(エジプトとシリア)が奇襲攻撃を仕掛けたことに争いはないと思うのですが。
尚、第3次中東戦争についても、直接奇襲に踏み切ったのはイスラエルですが、その直前エジプトのナセルは、国連がエジプト・イスラエル両軍を引き離し停戦を監視するためにシナイ半島に派遣した国連緊急派遣軍の撤退をウ・タント事務総長に要求し、国連派遣軍が撤退すると、アカバ湾を軍事閉鎖しています。
またその以前からエジプトは、イスラエル船籍の艦船が国際運河であるスエズ運河を航行することを禁止しています(これは明確な国際法違反です)。
イスラエルが第3次中東戦争に踏み切ったのは、このようなエジプト側の挑発があったからです。
>2次と3次ではイスラエル側から仕掛けた戦争ですが
第2次中東戦争を仕掛けた立役者は、英仏両国だったと思いますが・・・
第3次中東戦争は、前述のとおりです。
尚、イスラエルは第2次中東戦争の占領地からは速やかに撤退しています。
>もし仮にこのイスラエル側から仕掛けた戦争にアラブ諸国が勝利して、例えばエルサレムなどを占領していたならば
エルサレムをイスラエルが占領したのは、第3次中東戦争の際です。
またエルサレムについては、イスラエルとヨルダンとの第1次中東戦争の停戦協定で、ヨルダンの支配下に入ることが合意されましたが、その条件として旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」をユダヤ人は自由に訪問し礼拝できることが約定されていました。しかしヨルダンは、この協定を無視しイスラエル人が旧市街で礼拝することを実力で禁止していました。
そのため、イスラエルはエルサレムの奪回を計画したのです。
>「イスラエル側の自業自得」になるのでしょうか?そうはならないでしょう。国連はまず間違いなくアラブ側を非難して撤退を求めたはずです。
この部分はちょっと意味が分かり難いのですが、国連がイスラエル寄りだという趣旨だとすれば次のとおりの反論ができるでしょう。
第4次中東戦争はアラブ側が仕掛けたものであることは争いはないと思いますが、この戦争についても最終的にはイスラエルがシナイ半島に展開していたエジプト第3軍の背後を遮断し、スエズ市を包囲下に置くなど完全に形勢が逆転し、そのまま推移すればエジプト第3軍の全滅、スエズ市のイスラエル占領という圧倒的なイスラエルの勝利に終わることが確実でした。
これに対し米ソ両国及び国連はイスラエルに圧力をかけて停戦に同意させました(国連決議第338号)。
つまりこのアラブが仕掛けた戦争を国連が放置すれば、エジプトはスエズ市を喪失するところで(これは即スエズ運河の支配権を失うことを意味します)、これもエジプトの「自業自得」ですが、国連はこのような事態を回避するためにイスラエルに主としてアメリカを通じて圧力を掛けて停戦に応じさせ、イスラエルに有利な「自業自得」の結果が生じることを阻止しています。
別に私も国連決議は第181号しか存在しない、という趣旨で書いているのではありません。
元々の投稿(MSG1892)が、「都合のいい国際ルールを勝手に作っておいて、イスラエルにはイギリスが二枚舌を使ったので建国させたんだよ、わかった?」という明らかに誤った内容であるため、イギリスは責任を放棄したこと、その後は国際連合及び米ソ両国が主導してイスラエル建国を認めたという事実を明らかにし、且条約等については内容の適否と有効性とは無関係である、ということを指摘しただけのつもりなのですが・・・。
尚、私個人としては、現在「生きている」国連決議は、安全保障理事会決議第242号(第3次中東戦争の終結に関するもの)及び同第338号(第4次中東戦争の終結に関するもの)であると考えていますし、この両決議についてはアラファトも受諾の意思を表明しています。
>アラファトもそういう気分だったのではないのでしょうか
アラファトは、「本気で戦争を行なう用意が無いなら国連決議第194号を受入れるべきであった」ということを言っています。
>イスラエルにとって都合のいい決議だけ、その有効性を強調しているかのように聞こえます。
抑々イスラエル自身、181号決議を明確には受入れていません。ですから、この決議がイスラエルに都合がいいものだ、とはイスラエル自身が思っていないのではないでしょうかね・・・。
>確かに最初の戦争はアラブ諸国がしかけたものです。しかしアラブ諸国からしかけた「侵略戦争」はその最初だけです。
第4次中東戦争もですか?あの戦争に関してはアラブ側(エジプトとシリア)が奇襲攻撃を仕掛けたことに争いはないと思うのですが。
尚、第3次中東戦争についても、直接奇襲に踏み切ったのはイスラエルですが、その直前エジプトのナセルは、国連がエジプト・イスラエル両軍を引き離し停戦を監視するためにシナイ半島に派遣した国連緊急派遣軍の撤退をウ・タント事務総長に要求し、国連派遣軍が撤退すると、アカバ湾を軍事閉鎖しています。
またその以前からエジプトは、イスラエル船籍の艦船が国際運河であるスエズ運河を航行することを禁止しています(これは明確な国際法違反です)。
イスラエルが第3次中東戦争に踏み切ったのは、このようなエジプト側の挑発があったからです。
>2次と3次ではイスラエル側から仕掛けた戦争ですが
第2次中東戦争を仕掛けた立役者は、英仏両国だったと思いますが・・・
第3次中東戦争は、前述のとおりです。
尚、イスラエルは第2次中東戦争の占領地からは速やかに撤退しています。
>もし仮にこのイスラエル側から仕掛けた戦争にアラブ諸国が勝利して、例えばエルサレムなどを占領していたならば
エルサレムをイスラエルが占領したのは、第3次中東戦争の際です。
またエルサレムについては、イスラエルとヨルダンとの第1次中東戦争の停戦協定で、ヨルダンの支配下に入ることが合意されましたが、その条件として旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」をユダヤ人は自由に訪問し礼拝できることが約定されていました。しかしヨルダンは、この協定を無視しイスラエル人が旧市街で礼拝することを実力で禁止していました。
そのため、イスラエルはエルサレムの奪回を計画したのです。
>「イスラエル側の自業自得」になるのでしょうか?そうはならないでしょう。国連はまず間違いなくアラブ側を非難して撤退を求めたはずです。
この部分はちょっと意味が分かり難いのですが、国連がイスラエル寄りだという趣旨だとすれば次のとおりの反論ができるでしょう。
第4次中東戦争はアラブ側が仕掛けたものであることは争いはないと思いますが、この戦争についても最終的にはイスラエルがシナイ半島に展開していたエジプト第3軍の背後を遮断し、スエズ市を包囲下に置くなど完全に形勢が逆転し、そのまま推移すればエジプト第3軍の全滅、スエズ市のイスラエル占領という圧倒的なイスラエルの勝利に終わることが確実でした。
これに対し米ソ両国及び国連はイスラエルに圧力をかけて停戦に同意させました(国連決議第338号)。
つまりこのアラブが仕掛けた戦争を国連が放置すれば、エジプトはスエズ市を喪失するところで(これは即スエズ運河の支配権を失うことを意味します)、これもエジプトの「自業自得」ですが、国連はこのような事態を回避するためにイスラエルに主としてアメリカを通じて圧力を掛けて停戦に応じさせ、イスラエルに有利な「自業自得」の結果が生じることを阻止しています。
これは メッセージ 1897 (toorigakaridesu さん)への返信です.
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