梶村太一郎発言について ③
投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2009/02/10 17:13 投稿番号: [18130 / 20008]
★「ユダヤ・ナチ」ということばを使った人
イスラエル・シャハク
(1933〜2001)
ワルシャワ・ゲットー生まれのホロコーストの生き残り。ヘブライ大学有機化学教授。移住当初はシオニストだったが、次第にイスラエルの領土拡張主義に疑問を持つようになり、1960年代以降はイスラエル内の反体制活動家として際だった存在となった。「ユダヤ国家」概念に対する容赦ない批判は大きな注目を集めた。国内主流派や米国ユダヤ社会からは強烈な反発を受け、のけ者扱いされた。もっとも早い時期からイスラエルの占領政策をアパルトヘイトになぞらえ、また「ユダヤ・ナチ」の表現を用いてパレスチナ弾圧にかつてのナチの政策が反映されていることを指摘した。著書には、Open Secrets :Israeli Nnclear and Foreign Policies(Pluto Press)など・・・
以上、E.W.サイード『イスラエル、イラク、アメリカ(戦争とプロパガンダ3)』(中野真紀子/訳、みすず書房)より
▼ノーマン・G・フィンケルスタイン『イスラエル擁護論批判〜反ユダヤ主義の悪用と歴史の冒涜』(立木勝/訳、三交社)より―─。
つぶさに分析すると、イスラエル・ロビィが反ユダヤ主義として数えるものの正体は次の三つ、すなわち誇張と捏造、イスラエルの政策への正当な批判に対する誤ったレッテル貼り、そしてイスラエル批判をユダヤ人一般への批判にすりかえるという不当な、しかし予想される「波及」である。私の結論としては、もし現在の反ユダヤ感情が、あらゆる研究が述べているように、イスラエルによる非情なパレスチナ人抑圧と符合するものであるなら、賢明な、そして言うまでもなく道徳的な行動は、占領を終わらせることだ。
一方イスラエルの政策を利用して、それを口実にユダヤ人を悪魔化している本当の反ユダヤ主義者もいる(そういう輩の存在を疑う者がいるだろうか)。イスラエルの完全撤退は、そういう連中から危険な武器を奪うとともに、彼らの本当の計画を曝露することにもなるだろう。さらに、多くのユダヤ人がイスラエルによる占領に明確に異を唱えるようになれば、非ユダヤ人がイスラエルの犯罪的な政策を、またそれへの主要ユダヤ人組織による無批判の支持(というより実質は奨励)を、一般的なユダヤ人の風潮と取り違えることも減っていくだろう。
***
ヨーロッパのイスラエル擁護には、アラブへの差別意識もその原因に挙げられている。元々が英国植民地主義がアラブへのくさびとして打ち込んだものが今のイスラエルに連なるのだから、欧米の世論を反イスラエルに導くためには幾重もの壁がたちふさがっていることに改めて気づかされる。叩きつぶす壁は確かに多すぎるが、それでも将来には正義が勝ちどきを上げているだろう。
イスラエル・シャハク
(1933〜2001)
ワルシャワ・ゲットー生まれのホロコーストの生き残り。ヘブライ大学有機化学教授。移住当初はシオニストだったが、次第にイスラエルの領土拡張主義に疑問を持つようになり、1960年代以降はイスラエル内の反体制活動家として際だった存在となった。「ユダヤ国家」概念に対する容赦ない批判は大きな注目を集めた。国内主流派や米国ユダヤ社会からは強烈な反発を受け、のけ者扱いされた。もっとも早い時期からイスラエルの占領政策をアパルトヘイトになぞらえ、また「ユダヤ・ナチ」の表現を用いてパレスチナ弾圧にかつてのナチの政策が反映されていることを指摘した。著書には、Open Secrets :Israeli Nnclear and Foreign Policies(Pluto Press)など・・・
以上、E.W.サイード『イスラエル、イラク、アメリカ(戦争とプロパガンダ3)』(中野真紀子/訳、みすず書房)より
▼ノーマン・G・フィンケルスタイン『イスラエル擁護論批判〜反ユダヤ主義の悪用と歴史の冒涜』(立木勝/訳、三交社)より―─。
つぶさに分析すると、イスラエル・ロビィが反ユダヤ主義として数えるものの正体は次の三つ、すなわち誇張と捏造、イスラエルの政策への正当な批判に対する誤ったレッテル貼り、そしてイスラエル批判をユダヤ人一般への批判にすりかえるという不当な、しかし予想される「波及」である。私の結論としては、もし現在の反ユダヤ感情が、あらゆる研究が述べているように、イスラエルによる非情なパレスチナ人抑圧と符合するものであるなら、賢明な、そして言うまでもなく道徳的な行動は、占領を終わらせることだ。
一方イスラエルの政策を利用して、それを口実にユダヤ人を悪魔化している本当の反ユダヤ主義者もいる(そういう輩の存在を疑う者がいるだろうか)。イスラエルの完全撤退は、そういう連中から危険な武器を奪うとともに、彼らの本当の計画を曝露することにもなるだろう。さらに、多くのユダヤ人がイスラエルによる占領に明確に異を唱えるようになれば、非ユダヤ人がイスラエルの犯罪的な政策を、またそれへの主要ユダヤ人組織による無批判の支持(というより実質は奨励)を、一般的なユダヤ人の風潮と取り違えることも減っていくだろう。
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ヨーロッパのイスラエル擁護には、アラブへの差別意識もその原因に挙げられている。元々が英国植民地主義がアラブへのくさびとして打ち込んだものが今のイスラエルに連なるのだから、欧米の世論を反イスラエルに導くためには幾重もの壁がたちふさがっていることに改めて気づかされる。叩きつぶす壁は確かに多すぎるが、それでも将来には正義が勝ちどきを上げているだろう。
これは メッセージ 18129 (syoumenkyousi さん)への返信です.
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