nekoha_dazoさん
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2007/06/18 21:26 投稿番号: [13676 / 20008]
誠実なご意見ありがとうございます。
>>各組織がパレスチナ民衆の意思など省みずに行動しているという証拠。
>まさにその通りでした。
>でも、それが、パレスチナ民衆は占領に対して不満を募らせていた訳ではないという事にはなりません。
それはそうです。私が言いたいのは民衆が占領に不満を持っているかどうかではありません。
「民衆の意思」と「各組織の行動」が直結しているのではなく、各組織の行動には組織の思惑と意図があり、それは民衆の意図と関係ないということです。
たとえばカッサムロケットは「民衆の怒り」なのではありません。ガザの民衆はカッサムの無力さをよく知っていますし、それでイスラエル人が死ねば大規模な報復があること、そこで多くのガザ市民が巻き添えで死ぬことも知っている。むしろハマスやイスラム聖戦はイスラエル軍の反応を「期待」して撃っているわけです。
そこに民衆の声はありません。なのに、日本の自称パレスチナシンパには、こういう無益なカッサムを「理解」したり「支持」する者がいる。そういう論者への激しい嫌悪感を感じます。
あなたが書くように畑を没収されたりオリーブの木を切られた怒りや不満からハマスに参加した若者たちが、なぜ、同胞を拷問したり、拉致した仲間を高層ビルから投げ落とすのか。また、イスラエルの市民を惨たらしく殺戮するのか。当初の「純粋」な動機は理解できても、そこから出てきた行動には弁解の余地はありません。そして個人の動機と組織の行動の間をつなぐ、「武装組織の意思」「テロ組織の利己的な意図」を非難しない人には、パレスチナの民衆へ連帯する資格はないと思います。
>というよりも、欧米諸国は(日本も含む)最初から選挙結果を尊重するべきだったと思います。
各国はなぜパレスチナに援助をするのか? 「パレスチナの民衆が可哀想」だからではありません。「イスラエル・パレスチナの和平が、各援助国の利益につながるから」です。(逆にハマスへイランが援助するのは、イランの国益にハマスの存在が合うからです)
ですからイスラエルの殲滅を目指すハマスが政権をとれば、それは和平の流れに逆行する存在ですので、各国は当然、援助を止めたり、迂回させたりします。Abutoumaさんがかつてベイルート通信で「日本のかつての村山政権の様なもの」と見事に譬えていましたが、ハマスは理想的な(現実離れした)運動方針と国際社会の現実を折り合わせる努力を放棄しました。
政権を取ったところでハマスが憲章を修正し、イスラエルとの共存を明言していれば、援助停止は避けられました。しかし、ハマスは意図的にここをぼかしました。曖昧な態度をとることで、ハマスのアイデンティティを守りながら、国際社会に受け入れてもらおうと。この戦術は各援助国から拒否されましたために挫折しましたが。
そもそもオスロ合意に基づく自治政府を、オスロ合意を拒否し続けるハマスが握ること自体が矛盾していたのではないでしょうか。
>>各組織がパレスチナ民衆の意思など省みずに行動しているという証拠。
>まさにその通りでした。
>でも、それが、パレスチナ民衆は占領に対して不満を募らせていた訳ではないという事にはなりません。
それはそうです。私が言いたいのは民衆が占領に不満を持っているかどうかではありません。
「民衆の意思」と「各組織の行動」が直結しているのではなく、各組織の行動には組織の思惑と意図があり、それは民衆の意図と関係ないということです。
たとえばカッサムロケットは「民衆の怒り」なのではありません。ガザの民衆はカッサムの無力さをよく知っていますし、それでイスラエル人が死ねば大規模な報復があること、そこで多くのガザ市民が巻き添えで死ぬことも知っている。むしろハマスやイスラム聖戦はイスラエル軍の反応を「期待」して撃っているわけです。
そこに民衆の声はありません。なのに、日本の自称パレスチナシンパには、こういう無益なカッサムを「理解」したり「支持」する者がいる。そういう論者への激しい嫌悪感を感じます。
あなたが書くように畑を没収されたりオリーブの木を切られた怒りや不満からハマスに参加した若者たちが、なぜ、同胞を拷問したり、拉致した仲間を高層ビルから投げ落とすのか。また、イスラエルの市民を惨たらしく殺戮するのか。当初の「純粋」な動機は理解できても、そこから出てきた行動には弁解の余地はありません。そして個人の動機と組織の行動の間をつなぐ、「武装組織の意思」「テロ組織の利己的な意図」を非難しない人には、パレスチナの民衆へ連帯する資格はないと思います。
>というよりも、欧米諸国は(日本も含む)最初から選挙結果を尊重するべきだったと思います。
各国はなぜパレスチナに援助をするのか? 「パレスチナの民衆が可哀想」だからではありません。「イスラエル・パレスチナの和平が、各援助国の利益につながるから」です。(逆にハマスへイランが援助するのは、イランの国益にハマスの存在が合うからです)
ですからイスラエルの殲滅を目指すハマスが政権をとれば、それは和平の流れに逆行する存在ですので、各国は当然、援助を止めたり、迂回させたりします。Abutoumaさんがかつてベイルート通信で「日本のかつての村山政権の様なもの」と見事に譬えていましたが、ハマスは理想的な(現実離れした)運動方針と国際社会の現実を折り合わせる努力を放棄しました。
政権を取ったところでハマスが憲章を修正し、イスラエルとの共存を明言していれば、援助停止は避けられました。しかし、ハマスは意図的にここをぼかしました。曖昧な態度をとることで、ハマスのアイデンティティを守りながら、国際社会に受け入れてもらおうと。この戦術は各援助国から拒否されましたために挫折しましたが。
そもそもオスロ合意に基づく自治政府を、オスロ合意を拒否し続けるハマスが握ること自体が矛盾していたのではないでしょうか。
これは メッセージ 13656 (nekoha_dazo さん)への返信です.
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