Re: nekoha_dazoさん
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2007/06/18 22:10 投稿番号: [13677 / 20008]
>ハマスとファタハが”同士で戦うことは絶対しない”ことを肝に銘じていれば避けられたことかもしれません。いくら周りからあおられても。
「同士で戦うこと」が問題ではなく、「統一されていないこと」が問題です。
イスラエルの独立戦争時の話を書きましたが、独立を目指す民族の軍が複数あり、それぞれ勝手に動いている状態では、外部からは誰が責任者なのか理解できません。「アッバスと握手してもハマスがテロをする」「ハニヤが約束してもアルアクサが破る」「マシャールがOKを出してもイスラム聖戦がロケットを撃つ」では困るわけです。「アッバスと話をつければ(はねっかえりの一部を除く)すべてのパレスチナ人が守る」でなくては、どんな協定も交渉も意味がありません。別にアッバスでなくても、マシャールでもダーランでもハニヤでも誰でも良いのですよ。
すでにパレスチナの闘争は「問題の所在を世界に認知させる」という段階を過ぎています。世界中から認知されている。今では「国際社会の中で独立国家として生きていく力を示す」段階です。それなのにこの7年間、パレスチナはこの努力をしませんでした。
なお、ハマスが選挙に勝ったとき、私は内戦を予期していましたが、「綺麗な内戦」を望んでいました。具体的には「ファタハ系自治政府機関がハマスの戦闘機関を解体し、パレスチナの武力を統一する」ことです。パレスチナ人自身が身内の破壊主義を抑えない限り、独立国家への道はありえないと思うからです。その手段は武力であっても、話し合いでもいいわけです(話し合いのほうが勿論望ましいのですが)。
ただ、皮肉なことに内戦の結果、ガザはハマスが、西岸はファタハがそれぞれ責任を持つ体制の準備が出来ました。もしもハマスが拉致されているBBC記者を救出できれば、名実ともにガザ唯一の武力保持者となります。さらにハマスがハマス憲章を修正できれば、イスラエルとガザの独立について交渉する資格を持つことになります。西岸よりいい未来を切り開けるかもしれません。
>想像してみてください。もしあなたがパレスチナ人だったらと。
>内戦の以前です。ガザに住んでいても、不満を持たずに将来に夢をはせながら生活できたでしょうか?
「イスラエル人が出て行ったとき、『ガザがシンガポールになる』と興奮した。が、シンガポールではなくソマリアになってしまった」というのはファタハ系の人が昨年末に言っていたことです。
実際、入植者が残した野菜栽培施設の引継ぎなど、将来への夢へ向けた努力は各国を巻き込んでされていました。結局施設は武装組織に略奪されてしまいましたが。
>パレスチナのシンパの人たちが
>パレスチナ人が同胞を屋根から突き落としたり、処刑したり、病院で乱射
>したりと、そういうことを肯定してると思いますか?
>誰一人としてそういう人はいないはずです。
>ガザでの内戦に反対するデモをテレビで見たときには、私も気持ちは同じでした。心の中で声を限りに叫んでいました。 言葉に尽くせない怒りと落胆でいっぱいです。
どうでしょう? Jy君のように、イスラエル軍がパレスチナ人を殺せば大声で糾弾していた人が、一切何も言わない、「外部の干渉のせい」としか言えない。これは異常ですよ。
もちろん貴殿や、imonoyamashotengaiさんのような正常な考えの方もいらっしゃるわけで、私はそういう方とは意見を異にすることがあっても、共有できるものがあると考え、嬉しく思います。
なお、ガザでの内戦反対デモは、ガザ市とハンユニス市でそれぞれ千人ほどの参加者を集めましたが、ハマス(と思われる)の集団の発砲で解散、少なくとも1名の死亡者が出ています。
>あなたはもし自分がパレスチナ人だったらと、考えた事はありますか?
ありますよ。でもあまり軽々しく考えたり、言ったりすることではないでしょう。たとえばある人が「僕がガザに生まれていたら、今ごろ絶望して、自爆テロリストになっていただろう」などと言えば、あまりにガザの民衆への敬意を欠いていると思いますね。
「同士で戦うこと」が問題ではなく、「統一されていないこと」が問題です。
イスラエルの独立戦争時の話を書きましたが、独立を目指す民族の軍が複数あり、それぞれ勝手に動いている状態では、外部からは誰が責任者なのか理解できません。「アッバスと握手してもハマスがテロをする」「ハニヤが約束してもアルアクサが破る」「マシャールがOKを出してもイスラム聖戦がロケットを撃つ」では困るわけです。「アッバスと話をつければ(はねっかえりの一部を除く)すべてのパレスチナ人が守る」でなくては、どんな協定も交渉も意味がありません。別にアッバスでなくても、マシャールでもダーランでもハニヤでも誰でも良いのですよ。
すでにパレスチナの闘争は「問題の所在を世界に認知させる」という段階を過ぎています。世界中から認知されている。今では「国際社会の中で独立国家として生きていく力を示す」段階です。それなのにこの7年間、パレスチナはこの努力をしませんでした。
なお、ハマスが選挙に勝ったとき、私は内戦を予期していましたが、「綺麗な内戦」を望んでいました。具体的には「ファタハ系自治政府機関がハマスの戦闘機関を解体し、パレスチナの武力を統一する」ことです。パレスチナ人自身が身内の破壊主義を抑えない限り、独立国家への道はありえないと思うからです。その手段は武力であっても、話し合いでもいいわけです(話し合いのほうが勿論望ましいのですが)。
ただ、皮肉なことに内戦の結果、ガザはハマスが、西岸はファタハがそれぞれ責任を持つ体制の準備が出来ました。もしもハマスが拉致されているBBC記者を救出できれば、名実ともにガザ唯一の武力保持者となります。さらにハマスがハマス憲章を修正できれば、イスラエルとガザの独立について交渉する資格を持つことになります。西岸よりいい未来を切り開けるかもしれません。
>想像してみてください。もしあなたがパレスチナ人だったらと。
>内戦の以前です。ガザに住んでいても、不満を持たずに将来に夢をはせながら生活できたでしょうか?
「イスラエル人が出て行ったとき、『ガザがシンガポールになる』と興奮した。が、シンガポールではなくソマリアになってしまった」というのはファタハ系の人が昨年末に言っていたことです。
実際、入植者が残した野菜栽培施設の引継ぎなど、将来への夢へ向けた努力は各国を巻き込んでされていました。結局施設は武装組織に略奪されてしまいましたが。
>パレスチナのシンパの人たちが
>パレスチナ人が同胞を屋根から突き落としたり、処刑したり、病院で乱射
>したりと、そういうことを肯定してると思いますか?
>誰一人としてそういう人はいないはずです。
>ガザでの内戦に反対するデモをテレビで見たときには、私も気持ちは同じでした。心の中で声を限りに叫んでいました。 言葉に尽くせない怒りと落胆でいっぱいです。
どうでしょう? Jy君のように、イスラエル軍がパレスチナ人を殺せば大声で糾弾していた人が、一切何も言わない、「外部の干渉のせい」としか言えない。これは異常ですよ。
もちろん貴殿や、imonoyamashotengaiさんのような正常な考えの方もいらっしゃるわけで、私はそういう方とは意見を異にすることがあっても、共有できるものがあると考え、嬉しく思います。
なお、ガザでの内戦反対デモは、ガザ市とハンユニス市でそれぞれ千人ほどの参加者を集めましたが、ハマス(と思われる)の集団の発砲で解散、少なくとも1名の死亡者が出ています。
>あなたはもし自分がパレスチナ人だったらと、考えた事はありますか?
ありますよ。でもあまり軽々しく考えたり、言ったりすることではないでしょう。たとえばある人が「僕がガザに生まれていたら、今ごろ絶望して、自爆テロリストになっていただろう」などと言えば、あまりにガザの民衆への敬意を欠いていると思いますね。
これは メッセージ 13676 (adventureoftheultraworld さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/13677.html