アミラ・ハスの『停戦』批判への批判 ①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/05/02 00:22 投稿番号: [13215 / 20008]
アミラ・ハス女史は、「停戦」は幻想だという意見のようだ。
現在もないし、過去にもなかったのだと。
40年間、停戦などなかったのだと。
では何故そう言い得るのか。
その根拠は、39年間続くイスラエルの占領だ。
39年間続く占領は、客観的事実だ。
しかしそれをもって、「停戦」はあり得ないと言えるだろうか。
占領が一切の土台にある。
それは全くその通りなのだが、
それでは、全てを語っているのだが、同時に何も語っていない。
では、どうやって占領を終わらせるのか、
そういう展望と統一して述べないと、
<何もかも占領が悪い>という指摘だけに留まってしまう。
それはそうなんだが、ではどうするのかが、語られていない。
占領が39年間続いてきたというのは、客観的事実ではあるが、
それは<現状認識>に関わる事柄だ。
しかも余りに総論である。
『停戦』が幻想かどうかは、<現状認識>の問題であり、
『停戦』をガザから西岸に広げるということは、
反占領闘争を現段階に於いて如何に推し進めるのかという
<実践>に関わる事柄だ。
しかも、「占領が39年間続いてきた」というのは、<普遍:認識>であり、
現段階の反占領闘争を如何に推し進めるのかは、<特殊:実践>である。
つまり、論じている
ベクトルと対象領域レベルが対応していないのだ。
むしろ、<特殊>:つまり、現段階のイスラエルの政策をこそ
分析せねばならないのだが、その必要がなくなってしまう。
つまり、現段階的<特殊性>があろうがなかろうが、
全て「占領が悪い」で済んでしまえるのである。
それはまた同時に現段階的<特殊性>の分析が後景化あるいは、
欠落してしまう根拠ともなってしまっているのではないか。
問題は、では、現段階のイスラエルの政策はどういうものかということだ。
・ガザ撤退
・西岸では、分離壁の既成事実化
1967年のラインを既成事実で否定し、
しかも、巨大入植地マアレアドミム等は、
東エルサレムは渡さないことの既成事実化でもある。
リヴニ外相は、「いつだって壁の位置を変えることはできます」と述べている。
まあ一定は、交渉で移動することはあるのだろう。
しかしマアレアドミムを撤去するとも思えない。
それは、代替地という案なのではないか。
シオンとの架け橋:イスラエル・ニュース
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/
4/27
自治区に隣接するアラブ人地区を将来のパレスチナ国家の一部に併合し、
大規模入植地をイスラエルに併合する案をカディマ議員が提案。
すでにアラブ人指導者も個人的には賛成しているという。
世界経済フォーラム中東会合:リヴニ外相の発言
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2006/06/post_b555.html
「確かに壁はあります。しかし所詮人間の作った物に過ぎないではないですか。
イスラエルとパレスチナの間の境界線や最終的な地位は
今後の交渉次第なのです。
いつだって壁の位置を変えることはできますよ。
壁は領土を分割しようというメッセージでもあるのです。
パレスチナ独立という貴方達の夢に繋がるものではないですか。
私達は壁を建設しようという決断をした後も、パレスチナ側と話し合って、
最終的な壁の位置を協議しようという意思を持っています」
私の考えは、
ガザで停戦し、それを更に西岸に拡大するというものだ。
ガザで停戦できたのだから、西岸にも拡大できる筈であるとして、
イスラエルの軍事的な手を縛っていくというのが、私の主観的願望だった。
しかし、そんな私の甘い願望は、壊滅した。
ガザからのカッサム発射は絶えないのだから。
しかしイスラエル側は、それでも数か月間はガザへの攻撃を控えた。
それによって、停戦以前のガザでの蛮行にもかかわらず、
停戦発効後は、イスラエルに『和平者』の<仮面>を享受させた。
それはそうなのだが、イスラエルのガザへの反撃がない期間に、
パレスチナ側には、カッサム発射を止めさせるチャンスはあったのだ。
しかしパレスチナ側はカッサム発射を止められなかった。
これが客観的現実だ。
カッサムの被害者の方々には恐縮で、申し訳ないのだが、
あんなカッサムなんていくら発射してもイスラエルは痛くも痒くもない。
つまり、カッサム発射は、イスラエルを利するだけなのだ。
そんなことはパレスチナ側でも議論されている。
何故止めないのか。
現在もないし、過去にもなかったのだと。
40年間、停戦などなかったのだと。
では何故そう言い得るのか。
その根拠は、39年間続くイスラエルの占領だ。
39年間続く占領は、客観的事実だ。
しかしそれをもって、「停戦」はあり得ないと言えるだろうか。
占領が一切の土台にある。
それは全くその通りなのだが、
それでは、全てを語っているのだが、同時に何も語っていない。
では、どうやって占領を終わらせるのか、
そういう展望と統一して述べないと、
<何もかも占領が悪い>という指摘だけに留まってしまう。
それはそうなんだが、ではどうするのかが、語られていない。
占領が39年間続いてきたというのは、客観的事実ではあるが、
それは<現状認識>に関わる事柄だ。
しかも余りに総論である。
『停戦』が幻想かどうかは、<現状認識>の問題であり、
『停戦』をガザから西岸に広げるということは、
反占領闘争を現段階に於いて如何に推し進めるのかという
<実践>に関わる事柄だ。
しかも、「占領が39年間続いてきた」というのは、<普遍:認識>であり、
現段階の反占領闘争を如何に推し進めるのかは、<特殊:実践>である。
つまり、論じている
ベクトルと対象領域レベルが対応していないのだ。
むしろ、<特殊>:つまり、現段階のイスラエルの政策をこそ
分析せねばならないのだが、その必要がなくなってしまう。
つまり、現段階的<特殊性>があろうがなかろうが、
全て「占領が悪い」で済んでしまえるのである。
それはまた同時に現段階的<特殊性>の分析が後景化あるいは、
欠落してしまう根拠ともなってしまっているのではないか。
問題は、では、現段階のイスラエルの政策はどういうものかということだ。
・ガザ撤退
・西岸では、分離壁の既成事実化
1967年のラインを既成事実で否定し、
しかも、巨大入植地マアレアドミム等は、
東エルサレムは渡さないことの既成事実化でもある。
リヴニ外相は、「いつだって壁の位置を変えることはできます」と述べている。
まあ一定は、交渉で移動することはあるのだろう。
しかしマアレアドミムを撤去するとも思えない。
それは、代替地という案なのではないか。
シオンとの架け橋:イスラエル・ニュース
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/
4/27
自治区に隣接するアラブ人地区を将来のパレスチナ国家の一部に併合し、
大規模入植地をイスラエルに併合する案をカディマ議員が提案。
すでにアラブ人指導者も個人的には賛成しているという。
世界経済フォーラム中東会合:リヴニ外相の発言
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2006/06/post_b555.html
「確かに壁はあります。しかし所詮人間の作った物に過ぎないではないですか。
イスラエルとパレスチナの間の境界線や最終的な地位は
今後の交渉次第なのです。
いつだって壁の位置を変えることはできますよ。
壁は領土を分割しようというメッセージでもあるのです。
パレスチナ独立という貴方達の夢に繋がるものではないですか。
私達は壁を建設しようという決断をした後も、パレスチナ側と話し合って、
最終的な壁の位置を協議しようという意思を持っています」
私の考えは、
ガザで停戦し、それを更に西岸に拡大するというものだ。
ガザで停戦できたのだから、西岸にも拡大できる筈であるとして、
イスラエルの軍事的な手を縛っていくというのが、私の主観的願望だった。
しかし、そんな私の甘い願望は、壊滅した。
ガザからのカッサム発射は絶えないのだから。
しかしイスラエル側は、それでも数か月間はガザへの攻撃を控えた。
それによって、停戦以前のガザでの蛮行にもかかわらず、
停戦発効後は、イスラエルに『和平者』の<仮面>を享受させた。
それはそうなのだが、イスラエルのガザへの反撃がない期間に、
パレスチナ側には、カッサム発射を止めさせるチャンスはあったのだ。
しかしパレスチナ側はカッサム発射を止められなかった。
これが客観的現実だ。
カッサムの被害者の方々には恐縮で、申し訳ないのだが、
あんなカッサムなんていくら発射してもイスラエルは痛くも痒くもない。
つまり、カッサム発射は、イスラエルを利するだけなのだ。
そんなことはパレスチナ側でも議論されている。
何故止めないのか。
これは メッセージ 13195 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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