Re:2段階戦略
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2006/12/23 18:24 投稿番号: [12539 / 20008]
>私は二段階戦略だと思っています。
>一段階目は、1967年のラインでのパレスチナ国家樹立です。
>二段階目は、全パレスチナの解放ですが、
>その内容はよく分かりません。
>少なくとも真正面からの戦争で勝てると思っているとも思えません。
残念ながらハマスは「勝てる」と思っています。
過去にランティシは百年かかっても千年かかっても追い出すと宣言していました。
>ハマスは、1967年のラインでパレスチナ国家を樹立すると言っているのですから
>それは、その国境線の向こう側の国家、つまりイスラエルの存在を認めるという
>ことではないですか。
違います。最近のハニヤのテヘラン訪問時の演説、ガザ帰還後の演説でも「ハマスがイスラエルの生存を承認することは決してない」と強調しています。
繰り返しになりますがハマスの現在の「1967年ライン承認」は、あくまで一時的な承認という位置づけです。マシャルもハニヤも「歴史的パレスチナ(つまり現在のイスラエルを含む)はムスリムの土地であり、これを異教徒に譲ることはまったくできない。これはムスリムの義務だ」という言い方です。
この強い言葉と矛盾するようにみえる「1967年ラインでパレスチナ国家建設」という、最近のハニヤの言葉との間を結ぶのが「期限付き停戦」ですよ。
とりあえず今独立国を1967年ラインで作る。その後、適当な時期に戦争を仕掛けてイスラエルを壊滅させ、全パレスチナを解放と。しかし最終的にイスラエルを破壊しないといけないわけだから「生存は承認できない」わけです。
ハマスが全パレスチナの解放を謳うとき、「軍事力」による解放しか想定されていません。
>それよりも、重要なことは、一段階目の達成によって
>パレスチナ社会がどう変わるかです。
>真っ当な一独立国となり、
>国力を充実させること
入植地撤退後のガザをみれば大体想像つくのではないでしょうか?
1
イスラエル軍が撤退、または入植地が撤廃される。
2
生活改善のためのアイデアや投資が集まって各プロジェクトが始まる
(ガザでいえば、入植者が残した温室を利用した農業プロジェクトなど)。
3
軍撤退を「善意」ではなく「イスラエルの降伏」「武力闘争の勝利」と主張する連中がテロを続ける。
4
同時に混乱の継続を望む外国勢力が資金援助してテロを続けさせる。
5
イスラエル軍が反撃。封鎖、検問所設置などの対テロ措置を取る。
6
各プロジェクトが封鎖によって破綻。経済が崩壊する。
7
民衆の怒りは「イスラエルのせい」と向かい、各勢力がテロを続ける口実となる。さらなるイスラエルの反撃を食らう。
こういうサイクルがもう見えています。
これは メッセージ 12534 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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