ユギオII - その43
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/05/10 21:59 投稿番号: [55462 / 73791]
投稿者:大介&直子
もう一個^^
<その43>
「今、東京と回線がつながったそうだ」
そう言いながら中将は席を立つと、ついてくるように三枝たちを手招きした。
少し離れた部屋であったが、上半分がガラス張りで部屋の中が見えた。四、五人の軍服姿の男たちに交じって私服の男もいた。入り口には真新しい字で「対日戦略室」と記されていた。
受話器を持った大尉が中将を待っていたかのように、
「リ閣下、日本の石川陸将からお電話が入っております」
「石川陸将?
そうか、そうか、どれ..」
三枝は、統合参謀本部付きの石川陸将(中将待遇)に違いないと思った。陸自きっての逸材であり、やがて日本自衛隊を背負って立つ人物と目されていた。
「やあ、どうも、お久しぶりですな..」
リ中将がそこまで言うと、オムは電話の音声を室内出力に切り替えた。
「合同作戦会議以来でしょう、お元気でしたか?」
石川陸将の声が室内に響いた。
「おかげさまで、のんびりする時間もないですな、アハハハハ」
リ中将がそう切り返すと、
「いやあ、まったくですなぁ、政治屋連中のやることは分かりませんからなぁ..。我々は命令されたことをやるしかないですがね、あっははは...」
これを聞いたリ中将は苦笑していた。
「ところでリ閣下、そっちに二人ばかり派遣していますが、我々戦争屋とは違い、日本政府の者たちですから、ま、政治屋が派遣した者たちですが、そんなことでよろしく便宜を図ってやっていただきたい..」
「どうもそのようですな.、了解している..」
「それは、ありがたい。ところで明後日の合同会議にお出になられますかな?」
「ああ、そのつもりだが..」
「では、明後日お会いしましょう..」
石川陸将は、リ中将にクギを刺したのである。三枝とカンには、中将の指揮権が及ばないことを暗に念を押したのである。
んじゃ^^
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