Re: 田母神氏の主張に欠けているもの
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2008/11/02 17:28 投稿番号: [43398 / 73791]
横ながら
>エドウィン・ライシャワーは、その著書「ライシャワーの日本史」の中で、1937年8月13日の蒋介石(国民党)の帝國海軍上海陸戦隊への総攻撃こそが、日支事変開戦の日であったと書いています。
この本については不勉強なことに読んでおりませんが、現在では盧溝橋事件が日中戦争の発端になったと言うことが定説であると認識しております。もしライシャワー説が正しければ、この総攻撃は盧溝橋事件より、一月ほど早いわけで、当然ながら戦時の軍の増強、移動は条約とは無関係の筈です。
また盧溝橋事件に就いては共産党の画策であることも現時点では明らかになっているとはされていますが、定説にはまだいたっていないと思います。それにしても、この事件以後、あるいはこの一月前にすでに日中間が戦争状態であった以上、uberさんの認識は過ちであると私も思います。
ところで、脇の方からなにやらゼヨゼヨと雑音が聞こえますが、それはともかく、私としてはむしろ、知りたいのは、当時戦争以外に実効性のある選択肢が存在したかどうかと言う点です。無かったと私は思っております。
とくに、条約に則って進駐していた時点で、蒋介石(共産党)の画策により居留していた日本人の安全が脅かされ、最終的に戦争に引きずり込まれた以上、戦争以外の選択肢はあり得たとは思いません。
単に選択肢というなら、
1)全軍を中国から引き揚げ、西欧の良識を信ずる。
2)中国に残ったまま蒋介石の挑発を無視する。
3)英米に助けを求める。
4)蒋介石の望む物をすべて与える。
等があるでしょうが、とても実効性のある選択肢とは考えられません。
これは メッセージ 43389 (kirameku9umi さん)への返信です.
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