Re: 危機で思ったこと
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2008/10/26 10:54 投稿番号: [42633 / 73791]
>日本の金融機関が今回のデリバティブ商品によるダメージが比較的軽微だったのは、積極的対応をとり商品をよく研究し手を出さなかったという側面よりも、消極的対応、つまり社内にデリバティブ商品が分かる人間が少なく経営者も判断できず手を出さなかったという側面が大きいと思います。
そうですね。しかし、なぜ日本にはデリバティブを理解する人間が少なかったのかと言うことになります。
結局は日本の体質にさかのぼる問題なのでしょう。日本の銀行は担保主義であり、融資を受けるためには担保を必ず要求されますし、会社に対する融資でも社長の個人補償が付き物です。つまり、欧米のような、可能性に対する投資をしない、根っからの金貸しでしかないのが日本の銀行であり、銀行と呼ぶべきではないとさえ言われています。
また、一般人の資産も、日本では預貯金等の比率が高く、欧米は投機性の高い株や先物商品などの比率が大きいとされています。国民性なのではないかと思う次第です。
わたしは、健全な投資は経済活動には必要不可欠と考えておりますので、その点日本は物足りないと考えていたのですが、性善説だけでは成り立たない人間社会、臆病なのもありかなと思いますね。
性善説で成り立つ投資のルールを関係者がすべて守ってくれれば良いんですが、それはあり得ないことですし。机上の空論で失敗するよりは、経験を分析しあらかじめ対処できる為に、日本でももっと積極的にこの分野で研究を進めて欲しい物です。
ただ、一つ気になるのは
>日本は失敗の事例として、スウェーデンは成功の事例として現在頻繁に引用されています。
はあくまで失敗に対する処し方であり、予防には役立っていないことです。今回も欧米がこぞって大きな問題を抱えこんでいます。経済の自由主義は結構ですが、かつて失敗の分析をし対処の仕方を学んだ彼らがなぜ同じ過ちを未然に防ぐことが出来なかったのかがどうしても疑問として残ります。
これは メッセージ 42614 (uberzeitgeist さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a4a4a4ha4a4a4h4z9qbeclga4xa5aba5a6a5sa5ha5c0a5a6a5sa1aa_1/42633.html