Re: 危機で思ったこと
投稿者: uberzeitgeist 投稿日時: 2008/10/26 08:02 投稿番号: [42614 / 73791]
あと付け加えると、英米は「日本のバブルの形成と崩壊」と同時に「90年代におけるスウェーデンのバブルの形成と崩壊」を研究し、両者における当局の問題解決策の相違を比較研究したのです。
日本は何時までも税金投入せず不動産価格の再上昇を期待し経済停滞を長引かせたのに対し、スウェーデンは早期に国有化・税金投入し問題を早く処理したのです。日本は失敗の事例として、スウェーデンは成功の事例として現在頻繁に引用されています。
日本の金融機関が今回のデリバティブ商品によるダメージが比較的軽微だったのは、積極的対応をとり商品をよく研究し手を出さなかったという側面よりも、消極的対応、つまり社内にデリバティブ商品が分かる人間が少なく経営者も判断できず手を出さなかったという側面が大きいと思います。
「分からないものには手を出さない」という点では経営は間違っていなかったと言えますが、問題は残ると思います。何時までたってもデリバティブが分からないままとなります。
今回の米国住宅バブルによる不良債権は二階建てとなっています。一階が従来型の住宅バブルに由来する不良債権であり、二階がインチキなサブプライム・ローンに由来する不良債権です。
いま大量に出てきて紙くずになったのは後者です。今後、米国経済が一段と悪化すると出てくるのが前者です。7,000億ドルプランですべて処理できるか否かはまだ断定できません。しかし試算では何とかなるだろうという状況です。
これは メッセージ 42613 (tokagenoheso さん)への返信です.
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