読売社説
投稿者: archiver_mag2001 投稿日時: 2006/04/23 14:15 投稿番号: [6524 / 9207]
>調査海域は、日韓双方とも自国の排他的経済水域(EEZ)と主張している係争海域だ。沿岸国に海底開発など主権的権利を認めていても、基本的には公海と同じ扱いだ。「科学的調査を行う自由」はすべての国に保障されている。
今回の調査が、盧武鉉大統領の言うような「過去の侵略を正当化しようとする行為」であるはずもない。
竹島の領有権は、双方の主張が食い違っている以上、本来、国際司法裁判所の裁定にゆだねるしかない問題だ。
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4月23日付・読売社説(1)
[竹島衝突回避]「これからも冷静さが必要だ」
竹島周辺海域の調査を巡る日韓の対立は、話し合いで決着がつけられた。
日韓関係に大きな亀裂が走れば、地域の平和と繁栄の基盤が損なわれる。双方とも日韓関係の重要性を認識しているからだろう。
合意内容は、日本が調査を中止し、韓国も6月の国際会議に海底地形の名称を提案するのを見送る、というものだ。
日本が調査を計画したのは、韓国の地名提案の動きに対抗し、対案作りのためデータ収集が必要となったからだ。韓国が提案を控えれば、日本も調査を急ぐことはない。
韓国が調査中止の「名」を取り、日本が地名提案見送りの「実」を取った、とも言える。
調査海域は、日韓双方とも自国の排他的経済水域(EEZ)と主張している係争海域だ。沿岸国に海底開発など主権的権利を認めていても、基本的には公海と同じ扱いだ。「科学的調査を行う自由」はすべての国に保障されている。
今回の調査が、盧武鉉大統領の言うような「過去の侵略を正当化しようとする行為」であるはずもない。
竹島の領有権は、双方の主張が食い違っている以上、本来、国際司法裁判所の裁定にゆだねるしかない問題だ。
韓国は、地名提案は「適切な時期に行う」としているため、同様の問題が再燃する可能性もある。そうした事態を避けるためには、領有権問題と切り離して、この海域での日韓双方の活動のルールを整備することが重要だ。
ルールを整備する前提として、EEZがきちんと画定されることが望ましい。今回、局長級によるEEZ画定交渉を5月にも再開することで合意した。粘り強く交渉を進めてもらいたい。
海洋調査などを行う際に、事前通報する制度を導入するのも有益だろう。
事態が予想外にこじれた一因には、双方が「自国のEEZだから、通報義務はない」という態度だったこともある。
今回の交渉では、日本が導入を打診し、韓国が難色を示した。一種のセーフティーネットとして、韓国も前向きに導入を検討してほしい。
この海域を巡っては、事実上の「共同管理」とした日韓漁業協定が1999年に発効している。だが、7年余りたった今も、具体的な操業条件が確定せず、日本漁船は締め出された状態にある。こうしたことが、「竹島の日」を条例で定める島根県の動きにもつながった。
今回の決着を、日韓関係を良好なものとする流れにつなげたい。そのためには相互の知恵と努力が必要である。
(2006年4月23日1時53分 読売新聞)
今回の調査が、盧武鉉大統領の言うような「過去の侵略を正当化しようとする行為」であるはずもない。
竹島の領有権は、双方の主張が食い違っている以上、本来、国際司法裁判所の裁定にゆだねるしかない問題だ。
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4月23日付・読売社説(1)
[竹島衝突回避]「これからも冷静さが必要だ」
竹島周辺海域の調査を巡る日韓の対立は、話し合いで決着がつけられた。
日韓関係に大きな亀裂が走れば、地域の平和と繁栄の基盤が損なわれる。双方とも日韓関係の重要性を認識しているからだろう。
合意内容は、日本が調査を中止し、韓国も6月の国際会議に海底地形の名称を提案するのを見送る、というものだ。
日本が調査を計画したのは、韓国の地名提案の動きに対抗し、対案作りのためデータ収集が必要となったからだ。韓国が提案を控えれば、日本も調査を急ぐことはない。
韓国が調査中止の「名」を取り、日本が地名提案見送りの「実」を取った、とも言える。
調査海域は、日韓双方とも自国の排他的経済水域(EEZ)と主張している係争海域だ。沿岸国に海底開発など主権的権利を認めていても、基本的には公海と同じ扱いだ。「科学的調査を行う自由」はすべての国に保障されている。
今回の調査が、盧武鉉大統領の言うような「過去の侵略を正当化しようとする行為」であるはずもない。
竹島の領有権は、双方の主張が食い違っている以上、本来、国際司法裁判所の裁定にゆだねるしかない問題だ。
韓国は、地名提案は「適切な時期に行う」としているため、同様の問題が再燃する可能性もある。そうした事態を避けるためには、領有権問題と切り離して、この海域での日韓双方の活動のルールを整備することが重要だ。
ルールを整備する前提として、EEZがきちんと画定されることが望ましい。今回、局長級によるEEZ画定交渉を5月にも再開することで合意した。粘り強く交渉を進めてもらいたい。
海洋調査などを行う際に、事前通報する制度を導入するのも有益だろう。
事態が予想外にこじれた一因には、双方が「自国のEEZだから、通報義務はない」という態度だったこともある。
今回の交渉では、日本が導入を打診し、韓国が難色を示した。一種のセーフティーネットとして、韓国も前向きに導入を検討してほしい。
この海域を巡っては、事実上の「共同管理」とした日韓漁業協定が1999年に発効している。だが、7年余りたった今も、具体的な操業条件が確定せず、日本漁船は締め出された状態にある。こうしたことが、「竹島の日」を条例で定める島根県の動きにもつながった。
今回の決着を、日韓関係を良好なものとする流れにつなげたい。そのためには相互の知恵と努力が必要である。
(2006年4月23日1時53分 読売新聞)
これは メッセージ 6523 (archiver_mag2001 さん)への返信です.
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