★「竹島」は日本固有の領土です

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『“反日・親北”韓国の暴走』

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/03/18 02:13 投稿番号: [1435 / 9207]
呉善花(小学館)

ちょうど竹島問題が再沸騰しているタイミングである。

竹島は日本固有の領土だが、韓国が侵略し軍事占拠したまま。それを「返せ」と言ったら日本はケシカランと日本大使館前で日章旗を焼く「反日活動家」がいる。かれらはプロである。島根県が条例で「竹島の日」を制定したら、それもふざけるな、と言いがかりをつけてきた。強盗の開き直りに等しい。
 
国際裁判所で決着をつけましょう、という日本の穏便な提言に韓国が乗ってこないのは、国際法廷で争えば韓国の負けが決定的だからだ。
 
そこへ今度は教科書採択で機密扱いとなっている「つくる会」の改訂版教科書の白表紙版を盗み出して韓国(中国へも)へ「御注進」に及んだ売国奴がいる。背後で火を焚きつける朝日新聞などがある。
 
しばらくは韓国の反日運動、沸騰しつづける材料を得た。
 
さて本書を読むと、どうして韓国がこれほどまで執拗に日本批判を繰り出すのか、その心理心情が骨の髄まで理解できる。日本の「ヨン様」ブームは表層的なものだが、呉さんのサブタイトルは「ヨン様の国は本当に危うい!」というものだ。
 
韓国の歴史認識は危険極まりなく、しかもいまの韓国の暴走が続けば北東アジアは「火の海」になりかねない。
 
朝鮮半島は「地政学的」の呪われた条件が宿命付けられており、「大陸→半島→海洋」という流れの軍事進出は元寇の一回限り。たいがいは「海洋→半島」と「大陸→半島」の二つの流れがあり、後者には契丹、モンゴルの例、前者は秀吉の半島侵攻と日本軍の朝鮮合邦、満州建国の通過路となった経緯がある、と歴史的叙述を演繹されながら、「大陸に直接つづく半島という地政学的な条件は、巨大な大陸国家中国の圧倒的な干渉下での歴史形成」が宿命だったのだ、と呉女史は言う。
 
だからこそ廬武玄大統領は「東北アジア」が次の世界史の牽引車などと、とてつもない大法螺を吹くのが、これは朝鮮半島特有の「左翼民族主義」であり、北朝鮮擁護と民族主義特有の排他的感情がむすびついたもの、と分析される。
しかも論理はヒトラーそっくりだという指摘は、一瞬はっとなるほどに新鮮だった。
 
ヒトラーはアーリア人を絶賛し、「人類のプロメテウゥス」と比喩した。
「こうしたヒトラーの白人種を世界一優秀とする自民族優越主義と、北朝鮮の自民族優先主義はきわめて酷似している。また国家社会主義=全体主義国家への道を歩んだことでもよく似ている。韓国でも自民族の優秀性をことさらに高唱する自民族優秀主義が根強い」(本書73p)。
 
呉女史が続けて例証されるのは、廬大統領の就任演説にある「数多くの苦難をのりこえ半万年」という表現である。

もし韓国の歴史が五千年もあるとするならば、神話の檀君王朝時代が実在したことを意味し、こうした改竄史観は独裁国家お得意の嘘とはいえ、北朝鮮の歴史観そのものだ。なにしろ古代エジプトやシュメール文明と同様に古いと、とてつもない歴史をでっち上げ、その改竄を声高らかに鼓吹し、扁執的で、パラノイア的な自民族優秀主義を固執する。
 
そしてもっとも注目すべきは廬政権ブレーンや“廬紅衛兵”の左翼学生らが、北朝鮮と同様な視点から「檀君朝鮮いらいの強大な軍事国家・高句麗の名称と精神を継承した王朝国家としての高麗に、国家的民族的なアイデンティティをおくのである。北朝鮮が将来の南北統一国家の名称を「高麗民主連邦共和国」と名付けているのもそのためである」(本書78p)。
本書にはその憲法草案骨子も資料として掲載されており貴重である。
 
韓国の突拍子もない排他的ナショナリズムの源泉が奈辺にあるのか、よくよく理解できる。
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