お金を問う①エンデの遺言
投稿者: perspectiveworld 投稿日時: 2003/06/16 01:44 投稿番号: [1818 / 8733]
1995年8月、「モモ」、「ネバー・エンディング・ストーリー」等の代表作で知られる
ドイツの作家、ミヒャエル・エンデが65歳で亡くなったのですが、
彼は晩年「人は本当の心の豊かさや、生きる喜びを失っているのではないか」と問い、
その結果、「環境、貧困、戦争、精神の荒廃など、現代の様々な課題の根源に
お金の問題が潜んでいる」と考えるに至り、死の前年の1994年、
現代の貨幣システムをテーマにした番組企画(◎)をNHKに提案しました。
その後1999年5月に番組が放送され、おそらくご覧になった方も多いと思いますが、
経済不安が増す中、あえて「このトピ」で取り上げ、考えてみたいと思います。
◎「エンデの遺言」 根源からお金を問う ・・・(要点引用)
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【エンデ】・・・私が考えるのは「もう一度貨幣を実際に成された仕事や
物の実体に対応する価値として位置付けるべきだ」ということです。
そのためには、現在の貨幣システムの何が問題で、何を変えなければならないかを、
皆が真剣に考えて行かなければならないでしょう。
人類がこの惑星上で、今後も生存できるかどうかを決める
決定的な問いだと私は考えているのです。重要なポイントは、
例えばパン屋でパンを買うお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、
全く異なる種類のお金であるという認識です。
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お金は元々物や労働に対しての交換手段として発達しましたが、
一方で「財産」や「資産」としての機能も持ち、その場合は貯め込まれ、流通しません。
またお金は、銀行や株式市場でやり取りされる「資本」としての機能も持つため、
お金そのものが商品や投機の対象になります。コンピューター上で実体の無い「数字」として
日々変動しながら世界中を駆け巡り、本来の生活や生産の現場を混乱させています。
そしてその変動を操作する事で、一部の国や人間が世界中から富を吸い上げるのです。
これは メッセージ 1 (marimari20026 さん)への返信です.
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