第三世界の憂鬱
投稿者: perspectiveworld 投稿日時: 2003/06/14 01:08 投稿番号: [1804 / 8733]
こうしてあらためて現代の戦争、紛争、内乱を整理してみると、
ほとんど「第三世界」に分類される国・地域が舞台である事がよく判る。
戦う事でしか生きる術や存在意義を得る事が出来なくなった国々を思うと
先んじて、ただただやり切れない思いでいっぱいになる。
ここでは、グローバリズムそのものの是非については述べませんが、
大国がその流れを、世界潮流の本流として確立させていくつもりであるなら、
何よりもまず、これら第三世界の諸問題の解決を図らなければならない。
自国の利益だけを追求する強欲なグローバリズムの先に、平和は無い。
それどころか第三世界の反感と争いを増長させる結果を招くだけだ。
【主な紛争等の分類】
①イデオロギー対立型
例)南北朝鮮問題、メキシコ反政府武装闘争、コロンビア内戦
※メキシコやコロンビアに関しては、ラテンアメリカ特有の
大土地所有制度に基づく小作人の窮乏化が左翼ゲリラを生む背景になっている。
②領土拡張型
例)カシミール地方帰属権問題、エチオピア・エリトリア国境紛争
※国境未確定地での天然資源の開発権利や
多民族国家が解体した後の領土をめぐっての紛争は今後も多発しそう。
③分離独立型
例)東ティモール独立運動、チェチェン紛争、コソボ自治州紛争、アチェ紛争
※国境線が、19世紀のベルリン会議、第2次大戦中のヤルタ会議などで、
民族や地形を考慮せず机上で線引きした為、少数民族の不満が噴出するケースも。
④宗教対立型
例)アフガニスタン内戦、ゴラン高原問題、パレスチナ問題
※イスラムの聖戦には、イスラム以外の地でイスラムの主権を確立する戦争がある。
原理主義組織は、ゴラン高原や南部レバノンではイスラエルと、
またアルジェリアでは世俗政権とそれぞれ武装闘争を展開。
⑤氏族対立型
例)ソマリア内戦
※ソマリ族間同士の利害が対立すると氏族紛争、一致し連合になると台頭して
隣接のエチオピア、ケニアなどと国境紛争を引き起こす。
⑥資源争奪型
例)イラク問題、コンゴ内戦、アンゴラ内戦
※イラクでは石油、コンゴではウランとレアメタル、アンゴラ内戦では戦費を
政府側は原油と木材で、反政府側はダイヤモンドで調達。
まさに剥き出しの資源争奪戦争が行われている。
これは メッセージ 1 (marimari20026 さん)への返信です.
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