リー・ションロン:シンガポール
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/09/18 15:56 投稿番号: [7963 / 17759]
こんにちは、始めまして
トピ主さん
え〜っと、シンガポール自体の政策上と言いますか、
現首相の父上であるクワンユゥーさんの時からの経緯も全て
含めての話んんですが、いわゆるASEAN+3という基本的な
構造の中で日本側のイニシアティヴを発揮してもらう為には
どうしたら良いか?という意味合いの方が強い発言だったと
いうことで、あの発言は日本側もASEAN側も理解している内容だったと思います。
元々ASEAN先進国は日本に対する悪感情ってのは持っていませんので往々にしてマハティールさんの
発言等もそうなんですが、日本の世論を知っていますから、ある程度外圧気味に使う傾向があって
”日本だから言える”といった雰囲気があるんですね。
(信頼していないと出来ない外交発言ではあるんですが)
で、シンガポールのITバブルは父親の代からの関係で台湾系企業がけん引役をやっていたんです。
それが、結局崩壊して、経済的にはかなりつらい状態ではあるんですがこの状況を打開出来るのは
日本との現在以上の関係強化しか無いんです。
しかし、一応ASEAN+3では中国を引き込む方針をASEAN先進3ヶ国(タイ、シンガポール、マレーシア)は
採用してますのでその中で日本の指導力をどう発揮して貰うかを模索しているというのが本当の所ですね、
しかし、これにはASEANに居住する華僑系の難しい問題があって本音では彼らが一番苦慮している。
なぜかと言いますと、ASEANの華僑系は完全にその国に同化している為に中国の中に彼らが帰れる場所が無いんです。
(既に同化して3代目、4代目の世代に入ってますから余計にですが)
で、ASEAN+3で中国カードを切ることを一番怖がっているのは当のASEANに同化した華僑系の人達でもあるんです。
(まぁ、実例は沢山あるんで、それを書き出すと話がおかしくなるので、そうなんだぁ、と思って頂ければ、いいかと、はい、苦笑)
そんなことに加えて、地理的な関係等からもあって、IT技術のより高度な技術分野に進出出来ないとシンガポールの地位がASEANの中でも沈み込む危険性がありますし、中国との差別化の問題も当然ありますから、
より日本への期待感が強まる訳ですが新首相になって自身が台北を訪問した後に閣僚の台湾訪問を禁止しましたよね、これも言ってみると中南海への気配りというよりは日本へのサインというのが一般的な解釈です。
実際、ASEAN3カ国は共産党の結党を明確に禁止している諸国ですから本当に中国との関係正常化を
推し進める気が有るならその法律をインドネシアみたいに撤廃しないとならないですが今も将来に渡ってもそんな気配は全く無い訳です。
ですから、中国のASEANでの活性化を抑制する為には日本を通して中国との関係を微調整したいというのが現実な訳です。
といったことを全くすっ飛ばして、あたかも、新首相が副首相時代にシンガポールやASEANに対して日本が戦後責任を
明確にしろ的な発言をした・・・ということだけを書かれてしまうのは、逆にASEANやシンガポールにしても
日本の世論を考えると余り都合の良い結果とはならない訳です。
ただ、上でも書いたように日本国内の世論の反応を知っていますから「それ、見たことか、日本は〜」という反応が起きることも見越して、より日本からの関係強化策を引っ張り出そうという読みはあるとは思いますが、それにしても既にこれ迄のような
ハード優先のODAでは無いことも日本もASEAN3各国も十分に理解していることは事実なので、後は日本国内での問題ということだと思います。
日本にいらっしゃると余りASEANのことはご存じないかも知れませんが、ASEANでは日本人の方々が思う程日本のことを知らない、ということはないんです。
つまり、失礼ですが、ご存じないのは日本の方々というのが本当の所ではないでしょうか?
失礼しました
トピ主さん
え〜っと、シンガポール自体の政策上と言いますか、
現首相の父上であるクワンユゥーさんの時からの経緯も全て
含めての話んんですが、いわゆるASEAN+3という基本的な
構造の中で日本側のイニシアティヴを発揮してもらう為には
どうしたら良いか?という意味合いの方が強い発言だったと
いうことで、あの発言は日本側もASEAN側も理解している内容だったと思います。
元々ASEAN先進国は日本に対する悪感情ってのは持っていませんので往々にしてマハティールさんの
発言等もそうなんですが、日本の世論を知っていますから、ある程度外圧気味に使う傾向があって
”日本だから言える”といった雰囲気があるんですね。
(信頼していないと出来ない外交発言ではあるんですが)
で、シンガポールのITバブルは父親の代からの関係で台湾系企業がけん引役をやっていたんです。
それが、結局崩壊して、経済的にはかなりつらい状態ではあるんですがこの状況を打開出来るのは
日本との現在以上の関係強化しか無いんです。
しかし、一応ASEAN+3では中国を引き込む方針をASEAN先進3ヶ国(タイ、シンガポール、マレーシア)は
採用してますのでその中で日本の指導力をどう発揮して貰うかを模索しているというのが本当の所ですね、
しかし、これにはASEANに居住する華僑系の難しい問題があって本音では彼らが一番苦慮している。
なぜかと言いますと、ASEANの華僑系は完全にその国に同化している為に中国の中に彼らが帰れる場所が無いんです。
(既に同化して3代目、4代目の世代に入ってますから余計にですが)
で、ASEAN+3で中国カードを切ることを一番怖がっているのは当のASEANに同化した華僑系の人達でもあるんです。
(まぁ、実例は沢山あるんで、それを書き出すと話がおかしくなるので、そうなんだぁ、と思って頂ければ、いいかと、はい、苦笑)
そんなことに加えて、地理的な関係等からもあって、IT技術のより高度な技術分野に進出出来ないとシンガポールの地位がASEANの中でも沈み込む危険性がありますし、中国との差別化の問題も当然ありますから、
より日本への期待感が強まる訳ですが新首相になって自身が台北を訪問した後に閣僚の台湾訪問を禁止しましたよね、これも言ってみると中南海への気配りというよりは日本へのサインというのが一般的な解釈です。
実際、ASEAN3カ国は共産党の結党を明確に禁止している諸国ですから本当に中国との関係正常化を
推し進める気が有るならその法律をインドネシアみたいに撤廃しないとならないですが今も将来に渡ってもそんな気配は全く無い訳です。
ですから、中国のASEANでの活性化を抑制する為には日本を通して中国との関係を微調整したいというのが現実な訳です。
といったことを全くすっ飛ばして、あたかも、新首相が副首相時代にシンガポールやASEANに対して日本が戦後責任を
明確にしろ的な発言をした・・・ということだけを書かれてしまうのは、逆にASEANやシンガポールにしても
日本の世論を考えると余り都合の良い結果とはならない訳です。
ただ、上でも書いたように日本国内の世論の反応を知っていますから「それ、見たことか、日本は〜」という反応が起きることも見越して、より日本からの関係強化策を引っ張り出そうという読みはあるとは思いますが、それにしても既にこれ迄のような
ハード優先のODAでは無いことも日本もASEAN3各国も十分に理解していることは事実なので、後は日本国内での問題ということだと思います。
日本にいらっしゃると余りASEANのことはご存じないかも知れませんが、ASEANでは日本人の方々が思う程日本のことを知らない、ということはないんです。
つまり、失礼ですが、ご存じないのは日本の方々というのが本当の所ではないでしょうか?
失礼しました
これは メッセージ 7961 (light_cavalryman さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a1hjbfoba5dca51a1ia4na4aait20_1/7963.html