悲運な少年まで拷問で殺す国
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2012/03/19 01:30 投稿番号: [17451 / 17759]
★憲法では残虐な刑罰を禁止している。
死刑判決を受けた被告人は弁護人とともに、この憲法をたてに、死刑は違憲であると訴える。
しかし、裁判所は、吊るされた瞬間に死刑囚は意識を失い、苦しみはほとんど知ることはない、
したがって絞首刑は憲法にいうところの残虐な刑にはあたらないと主張する。
じっさいに意識を失ってしまって、いっさいの苦痛が皆無であったかどうか、絞首された当人に
たずねることができないのはいまも言ったとおりである。
執行現場で見たとおりの話はこうだ。
宙吊りになった死刑囚はテレビドラマなどで見るように、単純にだらりと吊り下がるのではない。
いきなりズドンと宙吊りになる。このとき死刑囚が立っていた踏み板が中央から割れて下に開く。
その衝撃音は読経のほかなんの音もない静寂の中にいきなり轟くので、心臓にこたえる感がある。
・・
宙吊りの体はキリキリとロープの限界まで回転し、次にはよりを戻すために反対方向へ回転を激し
く繰り返す。大小便を失禁するのがこのときである。遠心操作によって四方にふりまかれるのを防ぐ
ために、地下で待っていた刑務官は落下してきた死刑囚をしっかり抱いて回転を防ぐ。
間もなく死刑囚は激しいけいれんを起こす。窒息からくるけいれんである。
両手、両足をけいれんさせ動かすさまは、まるで死の淵からもがき逃れようとしているかに見える。
手と足の動きはべつべつである
。
手は水中を抜き手を切って泳ぐように動かす。
足は歩いて前進しているとでもいうような力強い動かしかたをする。
やがて、強いひきつけを起こし、手足の運動は止むが、胸部は著しくふくれたりしぼんだりするのが
認められる。吐くことも吸うこともかなわぬ呼吸を、胸の内部だけで行っていると思えてならない。
頭をがくりと折り、全身が伸びきった状態になる。瞳孔が開き、眼球が突き出る。仮死状態である。
人によっては、宙吊りになって失禁するのと同時に鼻血を吹き出すこともある。そんな場合は、
眼球が突出し、舌がだらりとあごの下までたれさがった顔面が、吹き出した鼻血によって、さらに
目をおおわずにはいられない形相となる。
・・
しかし、それも、そう長いことではない。ストップウォッチを押してから、心臓停止までの平均時間は
14分半あまりである。この14分半あまりが、死刑執行に要した時間ということである。
死刑執行の始終を見ていて、失神した立会い検事もいたという。失神はまぬがれたとしても、「死刑
の立会いはもうごめんだ」というのが感想のようだ。(〜p68)
死刑の現場は、執行する側にも執行される側にも、凄惨なようだ。ただ苛酷な中にも、通常通りに
事が終われば未だしもであるが、以下のような情況に陥ることもあった。
●角川文庫『死刑執行人の苦悩』
p131〜
・・
『死刑執行人の苦悩』は、正に死刑執行に直接手を下した刑務官たちの苦悩を数多く描いている
が、本稿では、ごく僅かな引用にとどめた。・・
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/itami.htm
死刑判決を受けた被告人は弁護人とともに、この憲法をたてに、死刑は違憲であると訴える。
しかし、裁判所は、吊るされた瞬間に死刑囚は意識を失い、苦しみはほとんど知ることはない、
したがって絞首刑は憲法にいうところの残虐な刑にはあたらないと主張する。
じっさいに意識を失ってしまって、いっさいの苦痛が皆無であったかどうか、絞首された当人に
たずねることができないのはいまも言ったとおりである。
執行現場で見たとおりの話はこうだ。
宙吊りになった死刑囚はテレビドラマなどで見るように、単純にだらりと吊り下がるのではない。
いきなりズドンと宙吊りになる。このとき死刑囚が立っていた踏み板が中央から割れて下に開く。
その衝撃音は読経のほかなんの音もない静寂の中にいきなり轟くので、心臓にこたえる感がある。
・・
宙吊りの体はキリキリとロープの限界まで回転し、次にはよりを戻すために反対方向へ回転を激し
く繰り返す。大小便を失禁するのがこのときである。遠心操作によって四方にふりまかれるのを防ぐ
ために、地下で待っていた刑務官は落下してきた死刑囚をしっかり抱いて回転を防ぐ。
間もなく死刑囚は激しいけいれんを起こす。窒息からくるけいれんである。
両手、両足をけいれんさせ動かすさまは、まるで死の淵からもがき逃れようとしているかに見える。
手と足の動きはべつべつである
。
手は水中を抜き手を切って泳ぐように動かす。
足は歩いて前進しているとでもいうような力強い動かしかたをする。
やがて、強いひきつけを起こし、手足の運動は止むが、胸部は著しくふくれたりしぼんだりするのが
認められる。吐くことも吸うこともかなわぬ呼吸を、胸の内部だけで行っていると思えてならない。
頭をがくりと折り、全身が伸びきった状態になる。瞳孔が開き、眼球が突き出る。仮死状態である。
人によっては、宙吊りになって失禁するのと同時に鼻血を吹き出すこともある。そんな場合は、
眼球が突出し、舌がだらりとあごの下までたれさがった顔面が、吹き出した鼻血によって、さらに
目をおおわずにはいられない形相となる。
・・
しかし、それも、そう長いことではない。ストップウォッチを押してから、心臓停止までの平均時間は
14分半あまりである。この14分半あまりが、死刑執行に要した時間ということである。
死刑執行の始終を見ていて、失神した立会い検事もいたという。失神はまぬがれたとしても、「死刑
の立会いはもうごめんだ」というのが感想のようだ。(〜p68)
死刑の現場は、執行する側にも執行される側にも、凄惨なようだ。ただ苛酷な中にも、通常通りに
事が終われば未だしもであるが、以下のような情況に陥ることもあった。
●角川文庫『死刑執行人の苦悩』
p131〜
・・
『死刑執行人の苦悩』は、正に死刑執行に直接手を下した刑務官たちの苦悩を数多く描いている
が、本稿では、ごく僅かな引用にとどめた。・・
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/itami.htm
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