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4月27日 ドイツ武器輸出禁止決定

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/04/15 16:07 投稿番号: [1584 / 2250]
阿羅健一著   『日中戦争はドイツが仕組んだ』   小学館
234〜236p


《 四月二十七日、とうとうゲーリング元帥は武器輸出を今後禁止すると決定、

五月三日から実施されることになった。

  武器輸出の停止が決まると蒋介石は、

「イタリアですら発注済みの武器輸出を撤回したことはない」 と批判した。


  五月五日、広田外相はドイツに対して二度目の抗議を行った。



ドイツは輸出禁止を決定したが、それで解決したわけではなかった。

前年九月、ゲーリング元帥は四か年計画の責任者に任命され、

四か年でドイツを自給自足できる態勢に作りあげる任務を背負った。

輸出を禁止したものの、既にまとまっている契約だけで二億八千二百万

ライヒスマルクもあり、輸出できなくなればドイツ軍需産業は

甚大な打撃を受け、その存在まで脅かされる。



実行されなければ、昭和十三年だけに限っても、

ドイツは現金、外国為替を合わせ、一億ライヒスマルクを失って、

軍備のため必要な原料を買いつけることができなくなる。

そのため、実際は、昭和十二年八月以前の契約に基づく武器輸出は

認められることになったのである。

しかし、リッベントロップ外務大臣は、契約済みのものであっても輸出禁止を主張した。

・・・・


四月三十日、帰国命令に対してファルケンハウゼンは次のようにドイツ外務省に答えた。

「前線に顧問はおらず、契約を破棄するとそれぞれが経済上大変なことになる、

去るにしても、(顧問団各員の)   辞職による損失をすべて補償して、

旅費も全額負担してもらわなくてはならない」》
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