12月21日 ラーベの日記2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/11/05 15:04 投稿番号: [1025 / 2250]
《 午後二時、ドイツ人やアメリカ人全員
−
つまり外国人全員が鼓楼病院前に
集結して、日本大使館ヘデモ行進を行った。
アメリカ人十四人、ドイツ人五人、白系ロシア人二人、オーストリア人一人。
日本大使館あての手紙一通を手渡し、その中で人道的立場から以下の三点を要求した。
一、街をこれ以上焼かないこと。
二、統制を失った日本軍の行動をただちに中止させること。
三、食糧や石炭の補給のため、ふたたび平穏と秩序がもどるよう、
必要な措置をとること。
デモ参加者は全員が署名した。
われわれは日本軍の松井石根
(いわね)
司令官と会談し、全員が彼と握手した。
大使館では私が代表し意見を言い、田中正一副領事に、
日本軍は町を焼き払うつもりではないかと思っていると伝えた。
領事は微笑みながら否定したが、
書簡のはじめの二点については軍当局と話し合うと約束してくれた。
だが第三点に関しては、耳を貸さなかった。日本人も食糧不足に苦しんでいるので、
われわれのことなど知ったことではないというのだろう。
そのあと、まだ日本大使館にいるときに、海軍将校からローゼンの手紙を受け取った。
彼は南京に非常に近いところに停泊しているイギリス砲艦ピーに乗っているのだが、
まだ上陸を許されていない。これ以上多くの人間に事情を知られたくないのだろう。
ローゼンはじめ、シャルフェンベルク、ヒュルターの両人が
どうしてピーに乗っているのかわからない。
福田氏にそのことをいうと、ジャーディン社の船が爆撃されて、
沈没したのではないかと心配していた。
ローゼン書記官よりジョン・ラーベあての手紙
南京を目前にして、一九三七年十二月十九日
イギリス砲艦ピー船上より
親愛なるラーベ氏、
昨日から南京市を目の前にしながら上陸することができません。
皆さんのご様子、それからドイツ人の家が無事かどうか、お知らせください。
なお、ここからは大使あてに無線で連絡がとれます。
当方にもいろんなことがありました。
このことはいずれお目にかかった折にお話しします。
この手紙が日本軍を介して貴君に届くかどうかわかりませんが、
とにかくやってみます
(願わくは私への返事もうまくいくといいのですが)。
よろしく。ハイル・ヒトラー!
敬具
ローゼン 》
これは メッセージ 1024 (kireigotowadame さん)への返信です.
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