中国から見た尖閣沖縄の軍事的重要性⑤
投稿者: mr_chinii 投稿日時: 2012/01/21 22:50 投稿番号: [94676 / 95793]
六つ目は、中国が四面楚歌になったということである。特にミヤンマーの離反と東チモールの拒否が大きい。中国海軍が第一列島線を突破し、西太平洋をはじめとした世界の海に君臨するには、沖縄、台湾、フィリピンはもちろんのこと、第一列島線沿いの国々や、世界の海の窓口となる港湾の確保が大事となる。動力が原子力であっても、食料修理等の補給基地は重要である。沖縄・台湾・フィリピンに中国海軍の寄港地基地を設けることは絶望的であるから、中国はインド洋に面するミヤンマーに中国海軍基地を建設しようとした。しかし、この中国の目論見はミヤンマーの変身にもろくも崩れ去ろうとしている。日本のODAとは違い、中国は「巨額な支援をすれば、金を出せば、受領国は中国の言いなりになる」と踏んでいたようだ。ここが中国人の性質だな。インド洋への目論見はあえなく頓挫するな。
中国がこれと平行して目をつけたのが、南洋諸島と東チモールであった。南洋諸島も中国の言いなりにはならんようである。東チモールには、中国が情報基地の建設を提案したが、断られている。逆に、中国のこの意図を察した米国とオーストラリアは、ダーウィンに米海兵隊基地を置くことにした。ダーウィンは、かって旧日本軍が攻撃を加えた戦略の要衝である。海兵隊のみならず、東南アジアを望む一大海軍基地・空軍基地でもある。
要するに、中国海軍には中国沿岸の港湾基地しかないということだ。
現在、中国海軍は空母の建設にやっきとなっているが、試験運用にこぎつけたのは旧ソ連の旧式空母「ワリヤーグ」のみである。中国はワリヤーグの他にもキエフとミンスクを鉄屑同様の海上ホテル施設として購入している。この両空母は、海上ホテルとして改装している。
ソ連は、第二次大戦で空母を建造保有したことがない。すなわち、空母建造後進国といえる。鳴り物入りで建造したワリヤーグ、キエフ、ミンスクは、ソ連崩壊後、鉄屑として売りに出された。すなわち、空母としては不具合だらけであったということだな。中国はそのことを十分承知の上で、空母建造技術を盗むため、あえて鉄屑同然の空母をロシアから購入した。一方、それまでの中国海軍はまことにお粗末であった。清朝時代、中国は英国から当時の世界では鋭強最新の砲艦を購入したが、日本の連合艦隊に壊滅させられている。敗因は、乗員の錬度と士気が中国人であったということである。今の中国は、なんとしてでもこの屈辱を晴らしたいと念じてやまないようだ。だから、中国の空母建造には並々ならぬ遺恨が込められているものと考える。
しかし、中国がいくら空母機動部隊を設けたとしても、外洋で米海軍に対抗する寄港地がない、補給基地がないでは、話にならん。事実、今の中国海軍には寄港地として安心して使える港が世界にないのである。中国は13億人も抱える世界の大国であるから、空母を保有したい気持ちは分かるが、南シナ海や東シナ海の狭い海に浮かべてどうするのかな? 空母といえども所詮は海に浮かぶ船である。周辺の陸上浮沈基地から飛び立つ攻撃機の格好の的だな。潜水艦の格好の的だな。それでも空母を持ちたいという。俗に言う「ショー・ザ・フラグ」、「国威発揚」ということだ。
次は、中国海軍の増強に対する日米の対応とその将来展望について分析検証してみよう。
中国がこれと平行して目をつけたのが、南洋諸島と東チモールであった。南洋諸島も中国の言いなりにはならんようである。東チモールには、中国が情報基地の建設を提案したが、断られている。逆に、中国のこの意図を察した米国とオーストラリアは、ダーウィンに米海兵隊基地を置くことにした。ダーウィンは、かって旧日本軍が攻撃を加えた戦略の要衝である。海兵隊のみならず、東南アジアを望む一大海軍基地・空軍基地でもある。
要するに、中国海軍には中国沿岸の港湾基地しかないということだ。
現在、中国海軍は空母の建設にやっきとなっているが、試験運用にこぎつけたのは旧ソ連の旧式空母「ワリヤーグ」のみである。中国はワリヤーグの他にもキエフとミンスクを鉄屑同様の海上ホテル施設として購入している。この両空母は、海上ホテルとして改装している。
ソ連は、第二次大戦で空母を建造保有したことがない。すなわち、空母建造後進国といえる。鳴り物入りで建造したワリヤーグ、キエフ、ミンスクは、ソ連崩壊後、鉄屑として売りに出された。すなわち、空母としては不具合だらけであったということだな。中国はそのことを十分承知の上で、空母建造技術を盗むため、あえて鉄屑同然の空母をロシアから購入した。一方、それまでの中国海軍はまことにお粗末であった。清朝時代、中国は英国から当時の世界では鋭強最新の砲艦を購入したが、日本の連合艦隊に壊滅させられている。敗因は、乗員の錬度と士気が中国人であったということである。今の中国は、なんとしてでもこの屈辱を晴らしたいと念じてやまないようだ。だから、中国の空母建造には並々ならぬ遺恨が込められているものと考える。
しかし、中国がいくら空母機動部隊を設けたとしても、外洋で米海軍に対抗する寄港地がない、補給基地がないでは、話にならん。事実、今の中国海軍には寄港地として安心して使える港が世界にないのである。中国は13億人も抱える世界の大国であるから、空母を保有したい気持ちは分かるが、南シナ海や東シナ海の狭い海に浮かべてどうするのかな? 空母といえども所詮は海に浮かぶ船である。周辺の陸上浮沈基地から飛び立つ攻撃機の格好の的だな。潜水艦の格好の的だな。それでも空母を持ちたいという。俗に言う「ショー・ザ・フラグ」、「国威発揚」ということだ。
次は、中国海軍の増強に対する日米の対応とその将来展望について分析検証してみよう。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/cf9qa4nhbfffca5ga5b_1/94676.html