Re: 日本の基本特許
投稿者: weary100jp 投稿日時: 2006/03/18 23:14 投稿番号: [71332 / 95793]
CPUに関する限り集積度を増すという事は、それだけ新しい電子回路を考えて回路数も増大し、かつ一つ一つの回路が小さくなるという事です。
又、電子回路は周波数を高くしただけでも回路内部に様々な有害な問題が発生してくるのです。
それを一つ一つ解決しながらの開発と言う事になる訳ですが、沢山詰込めば良いと言う理屈に対して発生する問題解決は誰がやるのかと言う所に来ると必ず言うは安く行うは難しとなります。
船や自動車ならば全体の寸法だけを変えて小さい物を作ればたとえプラモデルでもそこそこに動くものですが、半導体内部に作られる電子回路はそう言う訳には行かないのです。
従って、CPUの集積度を増せば良いと言う方法はあくまでも概念的理屈に過ぎず、まして電子回路自体もPentium程の高度な段階では同じCPUとは言っても4004の発展型として機械的に開発するような程度の脳ミソでは考える事すら出来ない程の別カテゴリーに入ってしまっているのでは無いかと思われます。
その方法が適切なものは実はメモリー用の半導体の製造です。
メモリーなら同じ事の繰り返しによって、全く同じセルを単に沢山詰め込みさえすれば大容量のメモリーICが作れる訳ですからこの場合は高密度実装化技術さえあればあまり脳ミソは使わずに生産できるのです。
これは日本の大学受験のようなもので、我々の最も得意とする所です。
事実日本の半導体メーカーではPCに使用出来る様な大規模のCPUの開発はしていない、と言うよりは出来ないので専ら作るものはメモリーICが中心です。
それも最近では韓国のメーカーに追い越されているような現状ですが・・・
究極ものを作ってみたら大学の教育方法が反映されるものを作っていたなんて、人間の脳ミソは正直に出来ているのですね。
このようにして今日それは現実に我々の机の上に乗り、苦も無くインターネットで毎日言いたい放題が出来る様になったと言う訳です。
10年前まで不便で退屈に過ごす我々でしたから、Intelさんにも多少は感謝いたしましょうか。
これは メッセージ 71331 (weary100jp さん)への返信です.
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