中国の反日デモ

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Re: 東南アジアにおける中国の覇権主義

投稿者: kubotakaaki2005 投稿日時: 2006/02/06 05:05 投稿番号: [68378 / 95793]
東南アジアは「中国の庭」化
東南アジアにおける中国の覇権は、放置して良いのか。

  この間に黙々とミャンマーに近寄って、アンダマン湾の島嶼を借り受けて海軍基地化した中国は、いまやミャンマー北部マンダレーまでを”実質”支配している。
  中国系ビルマ入が、軍と組んで、いつのまにかミャンマー北部を「乗っ取った」かたちなのだ。
  そればかりではない。アンダマンからベンガル湾へ突出して中国はミャンマー海軍との共同演習を名目にインド洋のチョークポイントを押さえた。
  この海域はインドから300マイル、マラッカ海峡へ450マイルという海上交通路の要衝。海軍演習にはパキスタンからのオブザーバーも観戦した。
カンボジアではフンセンに武器を渡して、巧妙に他部族を排斥し、さらに東南アジア各地に着々と北京は手を打った。タイ、ラオス国境地帯に中国は「メコン開発」プロジェクトを持ちかけ、実質経済を支配へ動き出した。
  雲南省の昆明から南東のベトナムへ狭軌の鉄道を敷設したのはフランス、いまも週二便くらいの頻度で「昆明ーーハノイ」間を走っているが、乗客はフランス人観光客のバックパッカーくらい。

表層のあぶくより地下水脈を見よう
  さて昆明から南に直下するとラオス、そのすぐ南がタイ。すぐ西はミャンマー。ここが麻薬栽培の”黄金の三角地帯”と呼ばれる鬱蒼なマフィア支配地区で、このあたりを小説に書いたのは谷恒生、舟戸与一、伴野朗など。
  だが、かれらも書かなかった現実の変化は、麻薬マフィアを中国が間接的に支援していることである。
  97年、中国はラオス、タイ、ミャンマーの参加国とメコン川上流開発で合意、いくつかのプロジェクトが動き出した。
  とはいうものの周辺は未開のジャングル、密林、渓谷、急流が織りなすメコン川は、運河には転用不能で、麻薬貿易がますますはびこるだけなのである。
  中国は500万ドルを供与して「市場可能性調査」を行い、簡単な工事も施工したが、途中でプロジェクトは宙に浮いた。
  01年には同様に「商業協定」に署名。要するにメコン川を大型船舶、貨物船が航行できれば巨大な貿易になると読んでのことである(現在メコン川ルートによる中国とタイの交易は全体の一パーセントにも満たない)。  
  だが中国はタイ重視政策を基本に交通インフラによるアクセス強化に余念がない。
  メコン川もさることながら、昆明からバンコックへ1855キロものハイウェイを建設中。くわえて鉄道を敷設し、これら運送インフラを完成して中国とアセアンとの「自由貿易協定」の締結を計らうという腹つもり。
  米国はこうした中国の動きを黙って看過するつもりなのか?
  タイと米国の貿易額は年間135億ドル。一方でタイと中国は72億ドル(いずれも2002年実績)。しかも米軍とタイ軍は毎年「コブラ・ゴールド」と呼ばれる軍事演習を展開している。タイ国民は経済を華僑が寡占しているところからくる反発、怨念、鬱積された経済的恨みからも中国への抜きがたい不信感と米国への親しみが蓄積されている。    だが、タイ以外への取り組みに遅れが目立ち、ラオス、カンボジア、ミャンマーは中国的覇権の世界に陥った。

貼り付け元 <http://www.melma.com/backnumber_45206_1459215/>
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