Re: 中央アジアでの宴(3)
投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2005/11/24 00:32 投稿番号: [64348 / 95793]
差し上げたのはパン一切れでしたから、とても彼らの空腹を満たせるような量ではない、と思いましたが、彼らはそれで十分というような笑顔を見せました。私の横の教授が爺にその帽子から彼らはウズベク人だと片言の英語で告げているのが聞こえました。
うち一人が銃を肩から降ろし、しきりにいじくっております。その時、爺はその男から銃を奪い取るように取ると、同じようにいじくりはじめました。銃を奪い取られた男は一瞬びっくりしたような表情を見せ、またもう一人の男にも明らかに緊張の色が見えましたが、爺が気に掛けるふうでもなく銃をいじくっているのを見て、一応安堵しているようでした。爺が通訳を通じて銃を取られた男と話しておりましたが、爺がスイスナイフを取り出して銃筒の入口をほじくっていましたが、そのうち弾らしき物を取り出しました。男は歓声にも似た溜息をもらしました。弾が詰まっていたのです。
それから、男達は私と爺について通訳に聞きました、「言葉が通じないが、この国の人間かと?」。「日本人だ」と答えました。すると、彼らはまじまじと爺と私を見つめて「この国の人間そっくりだ」と言いました。彼らは日本の事をおぼろげながら知っておりました。首都が東京であることも知っておりました。中国人は嫌いだとも言っておりました。その理由は聞き漏らしましたが、日本人は尊敬すると言っておりました。理由は、世界でもトップクラスの「裕福な国である」こと、「国民が勤勉であること」ことなどなど...。
朝おきると、彼らはまだいました。聞くと「途中まで警護する」ということでした。
しかし、彼らが去った後で爺が話したことですが、彼らが持っていた銃は猟銃であったということです。
<続くかしら?>
○僧4
これは メッセージ 64343 (k_g_y_7_234 さん)への返信です.
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