中央アジアでの宴
投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2005/11/23 22:47 投稿番号: [64340 / 95793]
私たちが泊まった村の家は、民宿ではありませんでした。ごつくて太い木と石で出来たあばらやのような家。庭にはニワトリや犬が放し飼いになっており、真ん中で小柄な馬が一頭、古ぼけた木の荷車を着けてたたずんでおりました。片隅にはもう一つ小屋があって豚が数頭おりました。その周りには何やら乾燥した小さな丸座布団状のものが積み上げてあります。糞でした。牛糞でした。私はホルスタインが牛と思っていましたが、ここでは大きな角をもった褐色の水牛のような牛でした。
私たちが軍払い下げの4駆で到着すると、私よりお姉さんですが、若い娘さんが飛んできて、その後に小太りの赤ら顔のおばさんが出てきて、私たちの随員に笑顔で両手を差し伸べて何やら歓迎しているようでした。そのおばさんは爺に一言あいさつすると、たぶんあいさつでしたでしょう、私をこぼれるような笑顔で迎え入れてくださいました。先に出てきたお姉さんはここの長男のお嫁さんでした。美人顔でしたが、かなりやつれた表情で、お風呂にもあまり入っていないかのように汚れています。いえ、たぶん身を精一杯整えたのでしょうが、私から見ると何日もお風呂に入っていないようです。
実は、お風呂はないんです。お湯は燃料を使うので、贅沢なんです。だから、冷たい水で身体を拭くだけ。後で知りました。
粗末な土間の奥に薄暗い居間がありました。床には、赤、青、緑を基調にした絨毯が敷き詰められていました。絨毯といってもペルシャ絨毯のようではありません。火炎のような模様の、それこそ羊の毛を固めたような絨毯でした。
ご主人が帰ってきました。真っ白な顎髭を伸ばした70才以上にも見える老人に見えるご主人です。同じような仲間の老人たち2人も一緒です。年を聞いてびっくりしました。まだいずれも50代、60代の人たちでした。この村の有力者たちであるとのこと。
<続くかも>たぶん
○僧4
これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
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