6>ロシアの旅<番外編
投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2005/10/06 23:55 投稿番号: [60990 / 95793]
爺が日本に帰ってから、それもずいぶん後になって私に言ってくれました。
ロシアへの旅は、突然のようにして私を連れていきました。ただ、「ロシアへ行くから、用意しなさい」の一言でした。当時の爺は、こわい存在でした。私は観光に連れて行ってくれるのだ、と有頂天になっておりました。普通なら日程を言ってくれるのですが、何も教えてくれません。突然でしたから、あまり気にもしませんでした。ただ、新潟へ向かう途中でしたが、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とか、変なことをふと漏らしたことがありました。
爺が私に何も教えてくれなかったこと、これは正解でした。イルクーツクでお巡りさんの彼が私を案内すると申し出てくれたことは、私から爺の本当の訪ロ目的を聞き出すことにあったようです。警察官が高校1年の女の子をナンパするとは考えられません。でも、ストーリーの中で話しますが、単日間の間に私も彼もお互いに特別な感情を抱くようになりました。彼はとても紳士的で、私に初めて挨拶したときに、警察官の制帽をわざわざ脱ぎましたが、これは彼のご家庭のしつけであったようです。同僚の警察官は、脱ぎませんでした。
帝政ロシア貴族の末裔でした。彼の家でケーキをごちそうになったとき、わかりました。
私たちは、爺の経歴と父のことで常に監視下にあったとのことでした。
もうすぐ十二時です。おやすみなさいまし。
○僧4
これは メッセージ 60881 (k_g_y_7_234 さん)への返信です.
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