私個人の解釈ですが
投稿者: gegebo05 投稿日時: 2005/07/13 12:20 投稿番号: [54450 / 95793]
日本の神道と貴方があげたキリスト教、仏教、イスラム教とは根本的に違うのでは。特にどちらが良いとか悪いとかではなく、単に違う。
何が違うかというと、神道以外の宗教では何か「偉大なもの」をまつりあげ、そこから発せられる言葉などを教義としてまとめ、その力にすがることで自らの救いを求めるのに対し、神道では森羅万象、あらゆる物に神(この場合の神は他の宗教に言う神とは違い、むしろ精霊のようなものに近いと言うべき)が宿るとし、それらに対する感謝の意を表すことで自らを自然に律するように誘うことを目指しているのではないか。
他の宗教が性悪説的な立場なのに対して神道は性善説的と言ってもいいかもしれない。
このため、神道にはわざわざ信者を縛り付ける決め事のような教義は存在せず、ただ感謝の念を表すための儀礼だけが自然に定まってきているとみなすのが妥当なのではないか。
見方を変えれば、土俗的な自然崇拝がある程度様式化されたものと考えても良いのかもしれない。いずれにせよ、救いを求める宗教とは違う。
このように考えると、○○教という呼称はやはり救いのための何らかの教えがあるものであり、神道は神に対する儀礼のあり方(=道)を示すだけのものと考えることができ、「神道教」という言い方は適切でないことになる。
断っておくが、決して特定の宗教をけなしたり、賛美したりする意図は無い。ただ宗教に対する考え方の違いを整理しないとワケが分からないという貴方の言うことは過去に私も考えたことがあり、その時の自分なりの考察を述べたまで。
違っているのであれば指摘してもらって構わないし、非難してもらっても構わない。あくまで個人的な解釈。
ちなみに、戦前・戦中の国家神道は従来の神道を国策として利用していただけで、現在に到るまでの神道の歴史の中では極めて特異かつ不幸なものだと思う。
これは メッセージ 54444 (paper_tiger_fox さん)への返信です.
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