二宮尊徳の体験つづきの続き
投稿者: sawayakanikoniko 投稿日時: 2005/07/11 04:02 投稿番号: [53888 / 95793]
役人たちも村人も心配した。もし、金次郎をいじめたということが藩主にばれたら、、、
金次郎は成田の不動尊に行って断食祈願した。行った宿で、粗末な服装で大枚預けたし日焼けしてるし、不信人物とみなされて断りを受けた。大声で脅して宿泊した。即、宿の主は江戸屋敷に金次郎なるものの聞き込みに行かせた。江戸屋敷で対応に出た役人は「あの方は特別なお方ですので粗相のないように。」と言った。そこで金次郎の三七21日の断食は快適であった。日夜身を清めて祈り続けた。満願の日その至誠感応、志願成就の示現をえたという。ちょうど、迎えが村から来た。ようやく江戸屋敷で情報を得て相談ができて村の中でも人柄のよいのが迎えにきた。
20里を1日で歩いて帰ってきたのに皆は驚いて、断食明けでこの体力はすごい!と感心した。やはり並の人ではないと。以後村の復興は段取り良く運ぶようになった。これが着工3年のときのことである。
狐がすんでいるような草木に覆われた古い役場に家族で移り住んで、その陣屋を、そして村をきれいにするのに大変な苦労をしていた。だいたい今まで派遣された役人は数人。賄賂攻略や嫌がらせなどで半年もいられずに逃げ帰って処罰されたり他国に消えたりした。この荒れ果ててやくざな、人口がどんどん減ってもう滅びてしまう村に金次郎の誠意で田畑が開け始めてはいた。その手伝いに領主と藩主から人をよこしてくれたのだが金次郎より上役という立場なので邪魔をされてうんざりしていたのだ。夫婦力をあわせて頑張ったけど、なかなかはかどらなかった。
進路が開けたのは不動明王のご利益だけだろうか。「不動=背中に火を負っても動かない信念」を持って事に当たったという。10年で見事な村を作り上げて領主に返したという。
本日ここまでとします。
これは メッセージ 53886 (sawayakanikoniko さん)への返信です.
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