あきれた中国 ①
投稿者: soutennsyoubu1010 投稿日時: 2005/05/07 15:34 投稿番号: [31024 / 95793]
『北京発のフランス特派員報告』
5月7日
産経新聞
7(国際)面より
旧知の仏紙のリベラシオンの北京特派員であるピエール・アスキ記者が、自身の著書「中国の血液」の発行を機に一時帰国したので、話しを聞いた。
副題の「沈黙が殺すとき」から察せられるように、中国で蔓延するエイズの実態を報告したものだ。
執筆の動機につてて、アスキ記者は「人間的理由と政治的理由からだった。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)がこれほど農民に大量感染した例は他にない」と言う。
アスキ記者は、外国人に義務付けられている地方訪問の許可を受けず、去年12月まで3度にわたりルポを敢行。河南省のいくつかの村で、人口の約半分がHIV感染者であるという事実を知った。彼が執筆の動機を「人間的理由」と語るゆえんだ。
中国でHIV感染者が報告されたのは1985年。感染者が「外国人旅行者」だったことから、以後、外国人が滞在許可証を申請するとエイズの検査が義務付けられた。
ところが河南省当局は90年代初め、「血漿ビジネス」に目をつけた。
中国国内では88年に外国製血液製剤の輸入が厳しく規制されたため、国内で血液製剤の原料となる血液の買い入れが盛んになった。
1億近くの人口を抱える河南省では93年から96年にかけて採血運動を大々的に実施。
しかし、血漿と赤血球を遠心分離機で分離し、赤血球を献血者に戻す過程で、ずさんな処理を放置したため、他人の血液が混じり合い、HIV感染が激増。
省当局はHIV感染者数を数千人としているものの、専門家は約30万人、反エイズ運動家は50万から200円人という数字を挙げている。
しかし、この事実は無視され、2000年12月1日の「世界エイズデー」に「人民日報」が中国のエイズ患者数として報じたのは2万2千5百人。人口13億の中国では微々たる数字だ。
同年にはインターネットでHIVについての警戒情報も流されはじめたが、「血漿ビジネス」の決定者たちはおとがめを受けるどころか、そろって出世を果たし、02年には当時の江沢民国家首席のお気に入りだった李長春・河南省党委元書記は広東省のトップを経て政治局常務委員に昇格した。
アスキ記者が「政治的理由」と指摘するゆえんだ。
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これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
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