血と骨(ネタバレ尽くしの感想です)
投稿者: komtang15 投稿日時: 2006/05/06 20:52 投稿番号: [7327 / 22816]
この感想、まだ書いてなかったので、今のうちに。
冒頭いきなり、「テパンヤー テパンボアッソー!!」と歓声をあげ、みんなで手に手を取って歓喜するシーンから始まったのは、シャミさんの投稿で知っていたこととはいえ、インパクトが凄かったですねぇ。
また、出征を祝う宴で「陛下の赤子として...」や「天皇陛下万歳!!」のシーンも、↑のシーン同様に苦々しく思って観ていた人もいるでしょう。
その後、戦後になって、府立生野中学校の正門に、生野中学校の看板よりも大きい大阪朝鮮中学校の看板やもう一つの看板(朝連の看板だったような?)がかけてあって...
これって、生野中学校はどこに行ったの? いつのまにか、大阪朝鮮中学校に変わっちゃったんでしょうかね?
どんな経緯だったんでしょうかね? と想像してはいけないんでしょう(笑
ここの校庭で、校舎の窓からの子供達の政治的スローガンが響く中、大人達の諍いが始まるんですが、その中で戦時中に日本政府に協力していた在日朝鮮人が言った言葉、「ナラオンヌンウリエゲ オットンキリ イッソントンマリヤー!!」と叫ぶシーンが非常に印象的です。
タケシの関西弁、やっぱり・・・なのは仕方ないんでしょうね。
そして、韓国語の台詞も・・・なのも仕方ない。
まぁ、朝鮮訛りの日本語の台詞遣い、これは結構努力の跡はうかがえましたが。
この映画では、「在日朝鮮同胞よ 日本革命に決起せよ」なんていう、日共と民戦による暴力革命のビラなんかも出てきますし、主人公の甥が在日の仲間数人と凶器を持参して夜の派出所前に集まり、いきなり火炎瓶を派出所に投げてつけたのみならず、中から出てきた警官に襲撃するも、発砲されて逃げ出すシーンも出てきます。
こんなシーン、「この件はもうそっとしておいてくれーー! 今更、昔の事を掘り起こさないでくれーー!」と頭を抱えた人達もいることでしょう。
でも、これも間違い無く日本現代史の一部分です。
主人公の娘の結婚祝いの宴の席で、やっぱり例の裁判もやってましたね。
完全に逆さ吊りにするのではなく、胴は床に付いたままで、足首をネクタイで柱に縛って叩いていましたが、ありゃ、止めに入るのが早過ぎのような。
そんなに早かったら、面白くないでしょ。
また、期待を裏切らず、やっぱりありました、帰国運動のシーン。これが無くちゃね。
駅のホームで金日成将軍の歌の一番がフルに流れてましたので、あの歌のメロディラインを覚えたい人は、このシーンを参考にして下さい。
その後、手紙も来ず消息不明のままというのは、自然でよくある展開。
火葬場前でのシーンで、白いチマチョゴリを着た女性がいて、透けた黄色い帽子や羽織を着ている人もいました。
これは、向こうのやり方に順じたスタイルなんでしょう。
今でも、こんな感じなんでしょうかね?
そういや、以前に観た韓国映画でも、病院の待合室にいた遺族の女性は全部白いチマチョゴリを着ていました。
まぁ、主人公の娘の自殺のシーンで、フツーは首吊り死体の場合、全部出るもんだろ?・なんていう細かい突っ込みも可能ですが、それはスルーしてもいいです。
また、最後までわからなかったのは、賢明役の青年をみんながチャンニョンとかチャニヒョンとか呼んでいたんですが、なぜ??
主人公は二人目の愛人が生んだ息子を攫って、一緒に北朝鮮に渡るんですが、2tトラック5台、ドイツ製自動製版機5台、自家用車5台、セイコー腕時計100個(←たぶん、電池式じゃなく自動巻きでしょうね)、衣類と靴、現金7000万円を献納したとのこと。
それにしては、最期のシーンでは、あんな暮らしになるとは...
この映画、なかなか芝居上手な脇役があちこちにたくさん揃っていまして、特に主人公の最初の愛人役の若い女優を評価したいです。
また、いろいろ難も有りのたけしの主人公役ですが、あの役は彼以外には想像出来ないとも思いました。他に誰か適した人がいるでしょうかね?
私の友人曰く、話は決して悪くない、キャストもいい、しかし、カメラアングルや照明、音楽がなぁ...と言ってましたが、私はそんなに気にならなかったです。
この映画、暴力と濡れ場のシーンイッパーイに嫌悪感を抱いた人もいるようですが、お子ちゃま向けの話でもないし、ああいう主人公を描いたドラマなので、あれはあれでいいのではないかと。
つづく
冒頭いきなり、「テパンヤー テパンボアッソー!!」と歓声をあげ、みんなで手に手を取って歓喜するシーンから始まったのは、シャミさんの投稿で知っていたこととはいえ、インパクトが凄かったですねぇ。
また、出征を祝う宴で「陛下の赤子として...」や「天皇陛下万歳!!」のシーンも、↑のシーン同様に苦々しく思って観ていた人もいるでしょう。
その後、戦後になって、府立生野中学校の正門に、生野中学校の看板よりも大きい大阪朝鮮中学校の看板やもう一つの看板(朝連の看板だったような?)がかけてあって...
これって、生野中学校はどこに行ったの? いつのまにか、大阪朝鮮中学校に変わっちゃったんでしょうかね?
どんな経緯だったんでしょうかね? と想像してはいけないんでしょう(笑
ここの校庭で、校舎の窓からの子供達の政治的スローガンが響く中、大人達の諍いが始まるんですが、その中で戦時中に日本政府に協力していた在日朝鮮人が言った言葉、「ナラオンヌンウリエゲ オットンキリ イッソントンマリヤー!!」と叫ぶシーンが非常に印象的です。
タケシの関西弁、やっぱり・・・なのは仕方ないんでしょうね。
そして、韓国語の台詞も・・・なのも仕方ない。
まぁ、朝鮮訛りの日本語の台詞遣い、これは結構努力の跡はうかがえましたが。
この映画では、「在日朝鮮同胞よ 日本革命に決起せよ」なんていう、日共と民戦による暴力革命のビラなんかも出てきますし、主人公の甥が在日の仲間数人と凶器を持参して夜の派出所前に集まり、いきなり火炎瓶を派出所に投げてつけたのみならず、中から出てきた警官に襲撃するも、発砲されて逃げ出すシーンも出てきます。
こんなシーン、「この件はもうそっとしておいてくれーー! 今更、昔の事を掘り起こさないでくれーー!」と頭を抱えた人達もいることでしょう。
でも、これも間違い無く日本現代史の一部分です。
主人公の娘の結婚祝いの宴の席で、やっぱり例の裁判もやってましたね。
完全に逆さ吊りにするのではなく、胴は床に付いたままで、足首をネクタイで柱に縛って叩いていましたが、ありゃ、止めに入るのが早過ぎのような。
そんなに早かったら、面白くないでしょ。
また、期待を裏切らず、やっぱりありました、帰国運動のシーン。これが無くちゃね。
駅のホームで金日成将軍の歌の一番がフルに流れてましたので、あの歌のメロディラインを覚えたい人は、このシーンを参考にして下さい。
その後、手紙も来ず消息不明のままというのは、自然でよくある展開。
火葬場前でのシーンで、白いチマチョゴリを着た女性がいて、透けた黄色い帽子や羽織を着ている人もいました。
これは、向こうのやり方に順じたスタイルなんでしょう。
今でも、こんな感じなんでしょうかね?
そういや、以前に観た韓国映画でも、病院の待合室にいた遺族の女性は全部白いチマチョゴリを着ていました。
まぁ、主人公の娘の自殺のシーンで、フツーは首吊り死体の場合、全部出るもんだろ?・なんていう細かい突っ込みも可能ですが、それはスルーしてもいいです。
また、最後までわからなかったのは、賢明役の青年をみんながチャンニョンとかチャニヒョンとか呼んでいたんですが、なぜ??
主人公は二人目の愛人が生んだ息子を攫って、一緒に北朝鮮に渡るんですが、2tトラック5台、ドイツ製自動製版機5台、自家用車5台、セイコー腕時計100個(←たぶん、電池式じゃなく自動巻きでしょうね)、衣類と靴、現金7000万円を献納したとのこと。
それにしては、最期のシーンでは、あんな暮らしになるとは...
この映画、なかなか芝居上手な脇役があちこちにたくさん揃っていまして、特に主人公の最初の愛人役の若い女優を評価したいです。
また、いろいろ難も有りのたけしの主人公役ですが、あの役は彼以外には想像出来ないとも思いました。他に誰か適した人がいるでしょうかね?
私の友人曰く、話は決して悪くない、キャストもいい、しかし、カメラアングルや照明、音楽がなぁ...と言ってましたが、私はそんなに気にならなかったです。
この映画、暴力と濡れ場のシーンイッパーイに嫌悪感を抱いた人もいるようですが、お子ちゃま向けの話でもないし、ああいう主人公を描いたドラマなので、あれはあれでいいのではないかと。
つづく
これは メッセージ 1 (nazeda1777 さん)への返信です.
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