『大江炉四十八手裏表物語』 おリラ編
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2005/12/11 17:22 投稿番号: [4392 / 22816]
>「リラや、蓮
穂斗丞を呼んでまいれ。今日は、帰りまする。」
「はは、お局さまさっそくに。
穂斗丞さま、お局さまが江炉城にお戻りでございますぞ。お輿のご準備を」
と、リラ婆姿のおリラはうやうやしく告げる。が、心のなかでは―――――
>(如何しておったのじゃ、酒なぞ飲みおって・・・)
(あーあ、お局さま超ご機嫌ワルゥ。そりゃそうだよね。穂斗丞さまってば、お局さまの乱れたあとアリアリの姿を見ても顔色1つ変えないんだもん。ありゃ、お局さまが荒れるワケだわ。
だけどさー、やっぱり現場に平然とした顔で居るのはムリみたいだねー、穂斗丞さまも。鷹さんの屋台なんかに逃げ出しちゃってさ。そりゃ、酒でもかっくらいたくなるってもんだわ。あーあ、あの2人複雑な人間関係。
これってば、小鍵の局さまが大奥になんか上がらずにふつーに暮らしてたらあの2人相思相愛の熱烈夫婦、毎晩だって……の世界だったんじゃないのぉ?
そりゃそれで近所迷惑だけど。
にしても、是露之介センセったらまた姿消しちゃって、もう!
ちっともあたしの役には立ってくれないんだから)
「はは、お輿の用意が出来ましたか、穂斗丞さま。
お局さま、お戻りの用意は整いましてございます」
おリラ、婆ぁ姿でしずしずと輿に従って退場。
これは メッセージ 4378 (lemegeton_goetia さん)への返信です.
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