Re: いわっちさんへ。「飛びます×2」の弐
投稿者: chonmage_johney 投稿日時: 2008/06/04 22:09 投稿番号: [19089 / 22816]
>日本国憲法は明治憲法に基づき、先帝による公布によってなされたわけですが、この公布は憲法(明治憲法)違反?になるのかどうか・・
確かに、形式上は先帝陛下の公布であり、帝国議会を経ているかのようにポケット版の六法でも書かれていますから、帝国憲法73条に則っているような外観は有しています。
しかし・・・・・、
最近、『日本国憲法無効宣言(ビジネス社)』を購入しました。この本の中で弁護士の南出喜久治氏は75条を引き合いに出し、以下(「」の部分)のように述べています。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/dainihonnkokukennpou.htm
>>第75条
>>憲法及皇室典範ハ摂政(せっしょう)ヲ置(お)クノ間之(これ)ヲ変更スルコトヲ得(え)ス
「・・・・・摂政というのは、陛下にご不例があったというような場合に、いわゆる元首の代行機関として置かれます・・・・・。摂政が置かれる間というのは陛下自らが天皇大権を行使しえない、そのような国家の予期しうる通常の変局時には憲法改正はできない。そうであれば摂政が置かれるどころか天皇大権それ自体が否定され、独立を奪われたという異常な変局時である軍事占領下において、この75条の類推適用で、当然憲法改正も典範改正もできないというのは当たり前のことではないか。つまりこの75条に違反するが故に無効なんだということです。」
明治憲法の正しい読み方を、一つ学んだ思いがします。よって、改正手続きに重大な瑕疵があるという、南出説を支持したいと思います。
阿呆な護憲論者に共通するのは、明治憲法との連続性とか改正の手続きを、完全に無視しているところに見えて仕方ありません。
>ある説では日本国憲法は憲法ではなくて、講和条約だとあります。(無効論)
これも、南出氏が主張されていることです。私としては、ここら辺、もう少し詰めてみたいと思います。ただ、これが正しいとなれば、当然、
>明治憲法がそのまま生きているということにもなります。
になりますね。
しかし、ここまで書いておきながらナンですが、壱での大宝律令よろしく、日本人の特質を考慮すれば、明治維新のような“革命”でも起きない限り、現行憲法が生き長らえて行くような気もしますね。
そうならないためにも、勝負としての論争が必要なんだと思います。我が国の外交が常に後手後手にまわってしまう傾向にあるのは、それを忌避している。つまりは、最初から『和』を求めているからではないか。という仮説を立てておきます。
これは メッセージ 19024 (iwacchi1960 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022057/haa47a4a4a55a5ha5afa4na4bfa4aa4n4rm76j_1/19089.html