悲しいサヨクのための嬉遊曲

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いじめ自殺に思う

投稿者: chonmage_johney 投稿日時: 2006/10/30 16:24 投稿番号: [10416 / 22816]
  未婚者で子供もいない小生が、このテの問題に触れるのは甚だ不適格だと承知で、以下ものします。


  いじめを苦にしてわが子が自殺・・・

  突然子供を失った親の気持ちたるや、私如きには想像もつかないくらいの辛さ、悲しみだと思います。

  ですから、それ自体、物凄くいたましい出来事だ。ということは重々承知なんですが・・・、果たして、生きるということは、彼らにとってなんだったんだろうという疑問が湧いてきます。


  極めて個人的なことなんですが、約10年前、大病を患った肉親を見舞うため、地元の大きな病院によく出入りしていましたが、そこでよく目にしたのは、まだ年端もいかない、就学したてと思しき子供が、薬の副作用なんでしょうか、髪の毛が無く、そして鼻に管を通したまま、点滴を吊るした“車輪つきかけ棒”(←正式な名前が分かりません。悪しからず)を押しながら歩いている姿です。何人か見ました。

  その時に感じたことは、「かわいそうだなぁ」と同時に「生きたくても満足に生きられない人間が、年齢関係なく世の中には居る」ということです。その子らには申し訳ないのですが、個人的に物凄く良い体験をしたと思っています。

  よって、一連の報道を見聞きする度に、あの時の光景が甦り、自殺していった子供らに共感を覚えることがないのです。黄泉の世界へと旅立った子も、悩みに悩んだ末の決断だったんでしょうが、少なくとも、病院で見た子供達の方が、生きることに真剣だったと思います。命の重さを弁えていたに違いありません。

  だからといって、学校側の責任を不問にせよ。というつもりはありません。特に、福岡でしたっけか?の、全校生徒を集めての集会で「みんな優しい子になりましょう(と記憶。間違っていたら御免)」という言葉には、不謹慎ながら失笑してしまいました。そういう、なあなあの体質というか、臭いものには蓋をしろ的な姿勢がいじめの温床になっているのに・・・。


  理不尽な仕打ちというものは、無いに越したことはありませんが、残念ながら世の中には存在するものです。子供の世界とて例外ではありません。ですから、そういうのを踏まえて、“如何に生きるか”ということを教えない限り、このような事例は後を絶たないような気がします。言い換えれば、生命を賭けても守り通さねばならないものがあるということの教育とでもしましょうか。そうすれば、いくらかは精神的に打たれ強い子供になるのでは…と思います。もっとも、ここら辺は学校よりも家庭で教えるべきことなんでしょうが・・・。


  それにしても、気になるのは、福岡の事件以降、いじめを苦にしての自殺報道が頻繁に流されているような気がします。ひょっとしたら、今流行っているから。というとんでもない理由で、自らを殺めることを選ぶような子もいるのではないでしょうか。杞憂に過ぎなければよいのですが・・・。ですから、こういった類の報道をする時は、どこかで必ず「命を粗末にするな」というコメントをキャスターなりコメンテーターがするべきだと考えます。



  戦前の反省かなにかは知りませんが、薄っぺらい生命尊重思想が、いじめ自殺の遠因となっているのならば、早急に見直すべきでしょう。

  私淑する福田恆存は「個人の生命より大事なものはないという考えは、大変な危険思想であって、ウラを返せば、任意に他人の命を奪っても良いということになる」と述べています。

  自殺の場合は、当然「任意に自分の命を奪っても良い」になるのですが。



  以上、不適格者の遠吠えでした。
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