Re: “改善”について/引っかからないよう
投稿者: discover30000 投稿日時: 2008/02/26 21:09 投稿番号: [8890 / 63339]
南極海鯨類捕獲調査(JARPA調査)結果と今後の課題
−「JARPAレビュー会合」報告−
(日本鯨類研究所 1997年 12月発行「鯨研通信」第 396号より)
日本鯨類研究所
日本国政府が計画し、当研究所が政府の補助を受けて実施している南極海鯨類捕獲調査(JARPA調査)は、1987年に調査を開始してから10年(2年の予備調査を含む)を迎え、現在11回目の調査を実施中である。この捕獲調査は、捕鯨史上前例のないランダムサンプリングの適用によってミンククジラの採集と分析を行って、これまでに多くの質の高い科学的知見と解析結果を蓄積している。本年5月に東京でJARPA調査について過去の結果を総合的に検討する会合「JARPAレビュー会合」が、国際捕鯨委員会(IWC)の作業部会として開催されて高い評価を受けたが、IWC科学委員会(SC)の会合までその内容が秘扱いとされていた。今秋(10月)に開催されたIWC/SC会合において、レビュー会合の結果が報告され、このほど内容が公開されたので、その結果の概要を紹介する。
会合名:JARPAレビュー会合
日 時:1997年5月12日から16日まで
場 所:東京晴海のホテルマリナーズコート東京
主 催:IWC
出席者:米国、オランダ、ニュージーランド、豪州、ノルウェーなど10数か国から
44人の科学者
1.目視調査及び資源量推定について
2.系群構造(クジラの生息グループの分布、生態系構造)について
3.生物学的特性値について
4.鯨類の生態系における役割と環境変化における影響
5.今後のJARPAの目的達成、鯨類資源管理への貢献の可能性について
(1)
JARPA調査の成果は、南半球やほかの海域におけるミンククジラ資源の管理を改善する可能性がある。特にRMPの条件設定の妥当な範囲を狭め、資源に与える危険を増すことなく捕獲枠を増やすことに貢献する。
(2)
JARPA調査は南極海IV区とV区におけるミンククジラ資源の増減の長期的変動に関して多くの疑問に答える可能性がある。また、IV区やV区のミンククジラの生物学的特性値解明に貢献したが、新たに判明した資源構造に対応した分析も必要である。
(3)
JARPA調査は南氷洋生態系におけるクジラ類がはたす役割の解明に役立つ。収集されるデータは、「オキアミ余剰モデル」のような仮説を検証することにもっと役立てられるべきである。
(4)
環境変化に対する生物学的特性値の変化についての研究は十分ではない。しかしながら、並行した小規模変化の調査の実施も有効と考えられる。
(5)
本調査の洋上調査やデータ解析への外国人科学者の参加を促進すべきである。
総合してみると、JARPA調査に対する日本の真剣な取り組みが着実に成果をあげていることが評価され、また、科学者がJARPA調査に対して詳細な改善点を積極的に指摘するなど、科学的有効性や鯨類資源の管理の改善に貢献する可能性に対しても期待されていることが明らかとなった。
引用
最後の項目の総合欄だが、お宅の考えはそれについてどう思うか知りたいね。
−「JARPAレビュー会合」報告−
(日本鯨類研究所 1997年 12月発行「鯨研通信」第 396号より)
日本鯨類研究所
日本国政府が計画し、当研究所が政府の補助を受けて実施している南極海鯨類捕獲調査(JARPA調査)は、1987年に調査を開始してから10年(2年の予備調査を含む)を迎え、現在11回目の調査を実施中である。この捕獲調査は、捕鯨史上前例のないランダムサンプリングの適用によってミンククジラの採集と分析を行って、これまでに多くの質の高い科学的知見と解析結果を蓄積している。本年5月に東京でJARPA調査について過去の結果を総合的に検討する会合「JARPAレビュー会合」が、国際捕鯨委員会(IWC)の作業部会として開催されて高い評価を受けたが、IWC科学委員会(SC)の会合までその内容が秘扱いとされていた。今秋(10月)に開催されたIWC/SC会合において、レビュー会合の結果が報告され、このほど内容が公開されたので、その結果の概要を紹介する。
会合名:JARPAレビュー会合
日 時:1997年5月12日から16日まで
場 所:東京晴海のホテルマリナーズコート東京
主 催:IWC
出席者:米国、オランダ、ニュージーランド、豪州、ノルウェーなど10数か国から
44人の科学者
1.目視調査及び資源量推定について
2.系群構造(クジラの生息グループの分布、生態系構造)について
3.生物学的特性値について
4.鯨類の生態系における役割と環境変化における影響
5.今後のJARPAの目的達成、鯨類資源管理への貢献の可能性について
(1)
JARPA調査の成果は、南半球やほかの海域におけるミンククジラ資源の管理を改善する可能性がある。特にRMPの条件設定の妥当な範囲を狭め、資源に与える危険を増すことなく捕獲枠を増やすことに貢献する。
(2)
JARPA調査は南極海IV区とV区におけるミンククジラ資源の増減の長期的変動に関して多くの疑問に答える可能性がある。また、IV区やV区のミンククジラの生物学的特性値解明に貢献したが、新たに判明した資源構造に対応した分析も必要である。
(3)
JARPA調査は南氷洋生態系におけるクジラ類がはたす役割の解明に役立つ。収集されるデータは、「オキアミ余剰モデル」のような仮説を検証することにもっと役立てられるべきである。
(4)
環境変化に対する生物学的特性値の変化についての研究は十分ではない。しかしながら、並行した小規模変化の調査の実施も有効と考えられる。
(5)
本調査の洋上調査やデータ解析への外国人科学者の参加を促進すべきである。
総合してみると、JARPA調査に対する日本の真剣な取り組みが着実に成果をあげていることが評価され、また、科学者がJARPA調査に対して詳細な改善点を積極的に指摘するなど、科学的有効性や鯨類資源の管理の改善に貢献する可能性に対しても期待されていることが明らかとなった。
引用
最後の項目の総合欄だが、お宅の考えはそれについてどう思うか知りたいね。
これは メッセージ 8880 (r13812 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019607/ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n_1/8890.html