Re: 酪酸について。
投稿者: akagote 投稿日時: 2008/02/25 11:51 投稿番号: [8673 / 63339]
遅くなってすみません。ICSCの原文も見てきました。
> 又、”中程度の強酸”というのは”中程度の強さの酸”の誤植でしょう。
誤植、というよりは誤訳…いやむしろ、日本と英語圏との解釈の違いという感じですね。
『中程度の強さの酸』という記述の方が一般的で、『中程度の強酸』という記述が日本語での解釈とはややずれた記述であることに同意し、以降の記述はそれに沿って行なわせていただきます。
> 化学的には完全解離する酸を強酸、それ以外を弱酸と定義し区別します。
この一文については疑問が生じます。
酸・塩基の強度分類については『完全解離するものを強酸、それ以外を弱酸』という考え方と『解離の度合いに応じて強酸〜中程度の強さの酸〜弱酸』という考え方とがあるようですね?
前者の分類で言えば成る程酪酸は『弱酸』でしょうが、後者の分類でもはたしてそうなのでしょうか?
最新版のICSCカード(英語版)においても『酪酸(BUTYRIC ACID)』は『a medium strong acid(中程度の強さの酸)』と明記されております。対して『酢酸(ACETIC ACID)』は『a weak acid(弱酸)』と記されております。
ICSCは既存の化学物質の分類のみを使用し纏め上げられているものですし、国際機関とEC委員会が協力して作り上げたものです。
はたして、かの記述における『中程度の強さの酸』は『誤植』と言えるのでしょうか…?
できれば、酪酸の解離定数に関する資料を掲載しているURLなどを提示して頂けるとありがたいですが。
…と書いてはみたものの。
これ以上のここでの議論はトピずれになりますね;
私はvvvvvvvvvvvvv11 さんのメッセージ №8264における
> そのとき、投稿したかったのは、彼らが投げたとされる酪酸は、毒物でも劇物でもなく、強酸でもない、なにかの体臭のようなモノであって、バイ菌でもない、そんなモノであったということです。
の反証として『酪酸は危険物であって、害の無い物ではない』事を提示したかったので、後の不明点は自分で化学便覧なりを確認してきます。
お相手していただき、有難うございました。
これは メッセージ 8535 (deconvolutionz さん)への返信です.
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