Re: アイソトープ 横
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2008/02/14 14:44 投稿番号: [6706 / 63339]
>13Cですと大気から捕獲した年代がわかるんでしょうか。
いえ、放射性同位体14Cではありませんので、崩壊速度から年代を知ることはできません。
>15Nが食物連鎖の階層ごとに3%濃縮される\(◎o◎)/すごいですね。いかに原子量が小さくて質量数ごとの原子の化学的な差が大きいとはいえ生体にはそんな機能があるとはまさに驚異です。
資料を見たところ、0.3パーミルとありました。ppmじゃなかったです。すいません。
同位体の生物体内での使われ方にはずいぶん差があるようです。酵素との反応性の問題なのか、単純な拡散速度の問題なのかは存じませんが。
>15Nの相対量を計るのに同位元素同士の比率を測定するのは存在比が同レベルでそれぞれのエネルギー線に特徴があって同じ1枚のチャートで解析できるから?これも今度機会がありましたら勉強させてください。
すみません、具体的な計測方法は知らないのです。ざっと検索した所、京都大学の生態学研究センターでは設備として元素分析計付き質量分析計、ガスクロ燃焼装置付き質量分析計を挙げています。
http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~tayasu/SI_lab_j.html
実際に利用していた人にちょこっと聞いた時は、強熱減量してガスクロマトグラフィ・・とか言っていたように思います。試料は減量後でmg単位あればいいと聞いたように思いますので、(具体的な数値は忘れましたが)とにかくごく少量でも可能なようです。
比率云々は、絶対量を計測すると組織中の窒素含有率やら試料の重量やらが問題になってかえってわかりにくいからだと思います。
普通の窒素14Nはどんどん代謝されるが15Nは溜まって行くので、14Nと15Nの比率を見れば溜まり具合がわかる、よって栄養段階が読める・・ということでしょう。
単純に言うとこんな感じになります(文字がずれないことを祈ります)。
15N比
|
|
|
| オ カ
|
| キ
|
| ウ エ
|
|
|
| ア イ
0_________________________13C比
ア〜キはそれぞれ、ある生物からとったサンプルの13C比および15N比のプロットを示します。また、ここではア〜キだけで食物網が完結しているとします。
アとイは植物ですが、光合成の様式が違います(例えばC4型光合成を行うとか)。そのためC13の取り込み量が違います。
ウはアを食べる草食動物、エはイを食べる草食動物です。13C比は餌とほぼ同じになりますが、15N比が上がります。
オはウを食べる二次消費者です。
カはウとエを半分づつ食べていると考えられます。栄養段階としてはオと同じだが、13C比が違うのはアとイの両方に起源を持つからです。
キはイとエを食べる雑食性の動物です。13C比からイ起源の炭素しか持っていないことがわかりますが、栄養段階が1.5次消費者になっているのはイを直接食べたぶんだけ下がっている、と考えるわけです。
>バイオプシーダートはまだヒットしてません。
http://image-search.yahoo.co.jp/search?fr=top_table&tid=top_table&ei=UTF-8&p=biopsy+dart
こんな感じのものです。私が映像で見たものは猟銃様のもので発射していました(装薬銃か空気銃かはわかりません)。
いえ、放射性同位体14Cではありませんので、崩壊速度から年代を知ることはできません。
>15Nが食物連鎖の階層ごとに3%濃縮される\(◎o◎)/すごいですね。いかに原子量が小さくて質量数ごとの原子の化学的な差が大きいとはいえ生体にはそんな機能があるとはまさに驚異です。
資料を見たところ、0.3パーミルとありました。ppmじゃなかったです。すいません。
同位体の生物体内での使われ方にはずいぶん差があるようです。酵素との反応性の問題なのか、単純な拡散速度の問題なのかは存じませんが。
>15Nの相対量を計るのに同位元素同士の比率を測定するのは存在比が同レベルでそれぞれのエネルギー線に特徴があって同じ1枚のチャートで解析できるから?これも今度機会がありましたら勉強させてください。
すみません、具体的な計測方法は知らないのです。ざっと検索した所、京都大学の生態学研究センターでは設備として元素分析計付き質量分析計、ガスクロ燃焼装置付き質量分析計を挙げています。
http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~tayasu/SI_lab_j.html
実際に利用していた人にちょこっと聞いた時は、強熱減量してガスクロマトグラフィ・・とか言っていたように思います。試料は減量後でmg単位あればいいと聞いたように思いますので、(具体的な数値は忘れましたが)とにかくごく少量でも可能なようです。
比率云々は、絶対量を計測すると組織中の窒素含有率やら試料の重量やらが問題になってかえってわかりにくいからだと思います。
普通の窒素14Nはどんどん代謝されるが15Nは溜まって行くので、14Nと15Nの比率を見れば溜まり具合がわかる、よって栄養段階が読める・・ということでしょう。
単純に言うとこんな感じになります(文字がずれないことを祈ります)。
15N比
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| オ カ
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| キ
|
| ウ エ
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| ア イ
0_________________________13C比
ア〜キはそれぞれ、ある生物からとったサンプルの13C比および15N比のプロットを示します。また、ここではア〜キだけで食物網が完結しているとします。
アとイは植物ですが、光合成の様式が違います(例えばC4型光合成を行うとか)。そのためC13の取り込み量が違います。
ウはアを食べる草食動物、エはイを食べる草食動物です。13C比は餌とほぼ同じになりますが、15N比が上がります。
オはウを食べる二次消費者です。
カはウとエを半分づつ食べていると考えられます。栄養段階としてはオと同じだが、13C比が違うのはアとイの両方に起源を持つからです。
キはイとエを食べる雑食性の動物です。13C比からイ起源の炭素しか持っていないことがわかりますが、栄養段階が1.5次消費者になっているのはイを直接食べたぶんだけ下がっている、と考えるわけです。
>バイオプシーダートはまだヒットしてません。
http://image-search.yahoo.co.jp/search?fr=top_table&tid=top_table&ei=UTF-8&p=biopsy+dart
こんな感じのものです。私が映像で見たものは猟銃様のもので発射していました(装薬銃か空気銃かはわかりません)。
これは メッセージ 6703 (roranjapan さん)への返信です.
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