捕鯨とクジラ保護

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投稿者: maeenntotyau 投稿日時: 2009/08/03 17:41 投稿番号: [58307 / 63339]
NRDCでは、クジラが苦しみながら浜辺に乗り上げたり、脳や耳からの出血を起こしたり、水面に急に浮上した深海ダイバーたちに発症することで知られる「潜水病」に苦しんでいることを示す生々しい証拠を提出した。[日本語版過去記事などによると、2000年に行なわれたアクティブ・ソナー実験の際には、中周波ソナーが利用されて数時間後に、「少なくとも16頭のクジラと2頭のイルカがバハマ諸島の海岸に打ち上げられ、そのうち8頭のクジラが死亡した。科学者による調査で、脳と耳骨の周辺に出血が認められたが、これは大きな音に晒された際の損傷と見られる」という]

ソナーは、音を頼りに海を泳ぐクジラの方向感覚を失わせると考えられている。これは、人間が常にまぶしい光に照らされている状態に苦痛を感じるのと同じようなことだ。

だが海軍は、深海域で実際に起こっていることを正確に知ることは困難なうえ、クジラに被害が起きているとする証拠は不確実で、敵の潜水艦の脅威よりも確実に重要性は低いと主張した。

それでも、[2002年の]下級審判決ではNRDCの主張が支持され、海軍に対してカリフォルニア湾でのソナー訓練の実施を制限するよう命じた(日本語版記事)。その後、ブッシュ大統領がこの件に介入し、海軍に対しこの判決を適用しない方針を決定したが、これに対しては連邦高裁が大統領の主張は充分でないとする判決を下した。

連邦最高裁にまで持ち込まれたこの訴訟は、今回、5対4で海軍側に有利な判決が下った。本件において、最高裁は環境問題に対する懸念については取り上げず、海軍に対しソナー訓練の制限、あるいは少なくともよりクジラに影響を与えない実施場所を探すよう命じた下級裁の判断は、裁量権の乱用だとの判断を下した。最高裁の裁判官のうち、Ruth Bader Ginsburg氏とDavid Souter氏は、海軍を支持する判決に反対票を投じたことを公にしている。
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