捕鯨とクジラ保護

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汚染鯨肉を給食使用疑惑_3

投稿者: springsanbo 投稿日時: 2009/06/15 10:51 投稿番号: [54638 / 63339]
「ごんどう」というクジラ

  さて、ここで鯨類の名前を整理しておこう。私はこれまで、ここJanJanの記事の中でも、ひらがな表記は通称、カタカナ表記は、標準和名(図鑑などで生物の種名を表記するときのもの)と使い分けておいた。たとえば、「ごんどう(くじら)」という生き物は、図鑑には載っていない。以前は、「マイルカ科ゴンドウクジラ亜科ゴンドウクジラ属」というふうに亜科名・属名には存在したが、いまは、「マイルカ科コビレゴンドウ属コビレゴンドウ」などとなり、“ごんどうくじら”は消えてしまった。

  また、コビレゴンドウには、生息海域によって形状の違う系統がいる。南方型がマゴンドウで、北方型はタッパナガという名前で呼ばれている。太地周辺で行われている追い込み漁や突きん棒漁で捕獲するのはマゴンドウだが、捕鯨砲で捕獲する小型捕鯨業には、タッパナガ(コビレゴンドウの北方型)の捕獲枠も36頭(昨年度)許可されている。

  イルカ漁の対象種であるイシイルカも、イシイルカ型とリクゼンイルカ型のがいて、水産庁では捕獲枠を別々に設定している。今回、山下氏が買い集め、暫定規制値を超えた値を示したたマゴンドウと思われる肉は、「真ごんどう」と「ゴンドウ鯨」となっていた(前回記事)。マゴンドウの肉は、主に和歌山県内、奈良県、大阪府などに出荷されているという。

  なお、鯨類(クジラ目)は全部で80数種類が現存するとされていて、ヒトと同じような「歯」を持ち餌を噛む等して食べるハクジラ亜目と、「歯」のかわりに爪に似た質の“ヒゲ”がびっしり生えていてこれで海水中のプランクトンや魚を漉し取って食べるヒゲクジラ亜目とに分かれている。

  ハクジラ亜目のうち最も大きいのがマッコウクジラで次いでツチクジラ、8m前後には〜ゴンドウやシャチ、体長5m前後以下には「〜イルカ」が名を連ねている。IWC(国際捕鯨管理委員会)はハクジラ亜目のなかではマッコウクジラのみを管轄しているので、それ以外を日本では「小型鯨類」とまとめて呼び、この中に、沿岸で捕獲されているツチクジラ以下、追い込み漁や突きん棒漁の対象種までが含まれている。 ちなみに、ツチクジラはアカボウクジラ科で、〜ゴンドウやシャチはマイルカ科、イルカ漁で年間15,000頭以上の捕獲枠があるイシイルカはネズミイルカ科である。

  これらの肉を表示する際に、「有歯鯨」「歯鯨」という総称にしているケースもある。もちろんただ「クジラ」「くじら」と表示している場合もある。バンドウイルカかもしれないし、ミンククジラかもしれない、というわけだ。
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